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第212回中国理解講座 「中国伝統書道と水墨画」
劉 銘義 氏(王羲之書法用筆研究会会長)
時間:10:00~11:30(9:30~受付開始)
場所:立命館孔子学院講義室+オンラインライブ配信
講座概要
一、書画同源中国には『書画同源』という考え方があります。書道と絵画は根本的に同じという意味です。中国最古の文字である『甲骨文』は、絵のように描かれた原始文字であり、漢字と絵画の起源となるものです。この意味を踏まえることで、書道も絵画と同じく、造形美をもって伝え表現するという意識が生まれるのです。
二、中国伝統書道
中国伝統書道は、基本的に筆法(筆の使い方)と形構成(字の形)から成ります。特に筆法は伝統書道の核となるのものであり、この基本を丁寧に覚える事が何より大切です。ここでは、中国伝統書道の礎とされる『王羲之』の筆法を実演しながら説明していきます。更に筆の使い方を分析しながら、伝統書道の鑑賞方法も伝えたいと思います。
三、水墨画
水墨画は、唐の時代に成立したとされ、中国を基盤に東アジア文化圏に広く根付いた東洋絵画の代表的画法です。墨線と墨の濃淡を利用し、味わい深い独特の明暗世界を表現します。
ここでは、実際に水墨画を描きながら、筆と墨の使い方を説明していきます。
四、書道筆法で水墨画を描く
中国水墨画に用いる筆は、書道に使用する筆と同じです。ただ重要な点は、水墨画を描く時には、書道の筆法を応用して描くことで、生き生きとした絵を描くことができますが、絵を描く筆使いでは、書道は成立しません。この違いを実演して説明をします。
講師紹介
劉 銘義 氏(王羲之書法用筆研究会会長)1960年北京生まれ、1990年来日
1998年京都精華大学大学院美術研究科修了(日本画)
2000年第6回「京都日本画家協会新鋭選抜展」作品『民家』京都日本画家協会賞、京都文化博物館賞受賞(京都文化博物館収蔵)
現在、日中文化芸術専門学校客員教授、中国・清華大学美術学院客員教授
定員
教室:20名 オンライン:70名(要事前申込)参加費用
無料お申込み受付期間
~11月21日(金)12時 ※定員になり次第、受付終了お申し込み方法
【ご注意】教室受講とオンライン受講はフォームが異なります。↓【教室受講】をご希望の方はこちらのフォームからお申込みください。
↓【オンライン受講】をご希望の方はこちらのフォームからお申込みください。
※お電話及び窓口でのお申込みはお受けできません。
※お申込み後のキャンセルは、受付メール内にあるキャンセル専用URLからキャンセルをしてください。(お電話でのキャンセルはお受けできません。)
※【オンライン受講】をお申込みいただいた方には、講座前日17時頃に孔子学院事務局から参加方法・Zoomへの招待メールをお送りします。当日1時間前になっても届いていない場合は事務局(koza@st.ritsumei.ac.jp)までご連絡ください。なお、ご連絡いただく前に、念のため、迷惑メールフォルダ内もご確認ください。
※オンラインはライブ配信のみとなり、アーカイブ配信はありません。
会場のご案内
立命館大学衣笠キャンパス交通アクセス:https://www.ritsumei.ac.jp/accessmap/kinugasa/キャンパスマップ: