教員紹介

金児 真依

KANEKO-IWASE, Mai

専門分野・ディシプリン

国際人権法(無国籍法・難民法)、国籍法、国籍・無国籍研究、強制移住学

研究内容

「国際無国籍法」は無国籍を削減し無国籍者を保護するための国際法の枠組みです。例えば、私は子どもの無国籍を無くすために「無国籍削減条約」の「父母がともに知れない子[foundling]」(例えば棄児)への国籍付与の規定のより良い解釈を示すため、世界の193か国の国籍法の比較等を行いました。「国際難民法」の中では特に「難民条約」の難民の定義の解釈やノンルフールマン(非送還)原則の適用範囲を検討してきました。

現在、 世界的に排外主義と社会の分断が拡大し、多様性の尊重や国際人権法規範が、かつてない逆風にさらされています。その中で、どの国の国民とも認められない無国籍者や、迫害や紛争で故郷を追われる難民は、最も脆弱な立場に置かれていると言っても過言ではありません。無国籍者や難民の保護を研究することは、国家主権と人権の緊張関係を問い直し、私たち自身の社会がどんな価値を選び取るのかを考えることにつながります。


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メールアドレス
kanekom@fc.ritsumei.ac.jp