学科・専攻紹介

国際関係学部は、世界各地から学生が高い志を持って集う多文化共存の空間です。毎年、1学年360名のうち、80~100名の学生が日本以外の国から入学します。多文化が融合する空間で学び、国際的な感覚と知性を磨き、世界が求めるグローバルな見識と行動力を養い、現代の国際社会が抱える問題を多面的に探求し、既成概念にとらわれずに自分の頭で考え、問題解決に挑みます。

学生のみならず教員も多様な国籍・バックグラウンドを持った教授陣が在籍しています。国際的な教育・研究・社会貢献を行う教員、国際社会のさまざまな分野で活躍してきた教員、そして、日本で数人しかいない珍しい専門領域を持つ教員たちから新たな発見や閃きを得ることができるでしょう。ほとんどの教員が日本語と英語、両方でコミュニケーションができることも国際関係学部の教授陣の特徴です。

国際関係学科

国際関係学を日本語で学ぶ「国際関係学専攻(IR)」、英語で学ぶ「グローバル・スタディーズ専攻(GS)」の2つの専攻で構成されています。両専攻とも国際社会の理解・課題解決に不可欠な「理論」、「地域」、「言語」を段階的に学んでいきます。

4年間英語で学ぶグローバル・スタディーズ専攻は4月入学者・9月入学者の両方を受け入れており、2021年現在で世界30か国・地域の学生が在籍しています。1学年100名のうち留学生は50~60名という構成となっており、京都にいながらにしてまるで海外留学をしているかのような環境で学びを深めることができます。

日本語で学ぶ国際関係学専攻は日本人が中心ですが、1学年235名のうち、20~40名程度は日本語で学修できる留学生が入学しています。

国際関係学専攻とグローバル・スタディーズ専攻

多くの科目で同じ内容の講義を日本語と英語の両言語で開講しており、専攻に関係なく履修することが可能です。国際関係学専攻の学生が英語で開講される科目をグローバル・スタディーズ専攻の学生と共に学ぶことや、グローバル・スタディーズ専攻の学生が日本語で開講される科目を国際関係学専攻の学生と受講することも可能です(「クロス履修制度」と呼んでいます)。

アメリカン大学・
立命館大学国際連携学科

アメリカン大学と立命館大学が共同で開設した国際連携学科では、京都とワシントンD.C.でそれぞれ2年ずつ学び、単一の共同学位(学士「グローバル国際関係学」)を取得します。

「ジョイント・ディグリー・プログラム(JDP)」と呼ばれる、学部レベルでは日本で初めてとなるこのプログラムは、異なる国の大学同士が共通の人材育成目標の実現のために協働して教育体制や学生支援体制を構築し、教育課程を編成する、画期的なプログラムです。

両大学の教員が協働してデザインしたカリキュラムの下、欧米の西洋的視点のみならずアジア諸国をはじめとした多様な国・地域から世界の秩序・国際関係を考える「グローバル国際関係学」を学びます。

アメリカン大学・
立命館大学国際連携学科