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My experience at Ritsumeikan University, studying with students with a variety of backgrounds, meeting people working in international cooperation field, lead to my current path(卒業生 和泉羽美さん)
Everyone has so many thoughts to share and broaden your horizons!(GS専攻3回生 Moore Grace Elizabethさん)
国際機関の現場を訪問し、国際機関や政府の役割・仕事について学ぶ「タイ・バンコク国際機関研修」を実施しました。
2023年8月27日(日)〜9月2日(土)にかけて、タイ、バンコクでの海外研修を実施しました。
現地では、3つの国連機関(UNHCR、UNESCAP、並びに国連駐在調整事務所)、2つのタイ政府機関(社会開発・人間の安全保障省、及び外務省)、ASEAN社会労働福祉研修センター、並びにチュラロンコーン大学の合計7つの機関・大学を訪問しました。
今回の研修では、国際機関や政府の役割と仕事について学ぶことの他に、国際機関の現場に身を置くことの重要性を感じてもらい、学生たちの「国連で働きたい!」というモティベーションを維持・向上させることを狙いとしていました。
各機関での学習・交流についてご紹介していきます。
UNHCRおよびESCAPでは、職員とのインタラクションを重視したセッションが組まれました。UNHCRでは、ワークショップ形式で難民課題解決のための資金調達について学生が提案を行い、ESCAPでは、5名の職員によりESCAPの各部署における諸活動やミッションについて紹介いただきました。
タイ政府機関では、それぞれの省が行っているSDGsへの取り組みについてブリーフィングを受けた後、政府機関の職員や専門官と活発に質問応答・意見交換を行いました。
同じSDGsの取り組みであっても、国連機関と一国家ではそれぞれ異なるミッションやビジョンを持ち、活動に対するアプローチも当然異なることを学ぶことができました。このようにSDGsについて複眼的に学ぶことができたのは学生たちにとっても大変貴重な機会になったと思います。
チュラロンコーン大学では、SDGsについて両大学から学生がプレゼンを行った後、両大学の学生のコラボ企画を考えるというテーマでグループ・ディスカッションを行いました。ほんの数十分で学生同士が打ち解け合い、和気あいあいとした雰囲気で交流、共修することができました。
本研修は、石川幸子教授がUNHCR職員およびJICA職員時代に現地で築かれた人的ネットワークのおかげで実現しました。本研修は今年度からの新たな取り組みとして始動しましたが、学科、専攻、回生を問わず、多様な学生(計8名)が参加をしてくれました。
今後、参加学生にインタビューを行い、本研修の志望動機や現地で学んだこと、本研修のおすすめポイントなどについてお話いただく予定です。インタビューが完成次第、本サイト上で公開していきます。乞うご期待ください。