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ゲスト講義実施報告(A.I.システム研究所株式会社 Leon Kuan Yew様)

「応用情報処理」(担当教員:植松大輝先生)の授業にて、A.I.システム研究所株式会社のLeon Kuan Yew様にご参加いただき、オンラインにて講義を行っていただきました。

 応用情報処理では学部生が卒業論文に必要なコンピュータスキルを習得することを目的としています。これらのツールは日々進歩しており、ただ単に使い方を覚える事よりも、新しい機能を独力で学ぶ力を養うことがより重要になっています。昨今のChatGPTに代表されるような生成系AI(人工知能)をベースとしたツールの発達と普及により、WordやExcelの使用法さえもAIツールを通じて飛躍的に効果的な学習が可能になりつつあります。

こういった現状を踏まえて、京都市内の日系企業(A.I.システム研究所株式会社)にAIの専門家として勤務されているDr. Leon Kuan Yew氏を招聘し「AIとは何か」という基礎から「AIツールの効果的な使い方」最新のAIツールの開発事情などをテーマに講義をして頂きました。ゲストは英語話者であるため、担当教員が適宜通訳を担い、講演を行いました。

学生は、AIに文字で具体的な指示を与えて音楽を作成するツールや、画像の背景を自動的に補完するAIツールに最も興味を持っているようでした。また、多様な種類の生成系AIがあることを知り、AI技術の進歩の速さに驚いていたようです。