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ゲスト講義実施報告(資生堂 プレミアブランド事業本部 赤木万由香様)

「プロフェッショナルワークショップ(ビジネス編)」(担当教員:星野郁先生)の授業にて、資生堂 プレミアブランド事業本部の赤木万由香様を第2回目のゲスト講師としてお招きし講義を行って頂きました。

赤木万由香氏は、2018年3月に国際関係学部を卒業し、現在資生堂のプレミアブランド事業本部で働かれています。
ご講演に先立ち、化粧品業界ならびに資生堂への就職を志望する受講生から、業界企業研究の成果報告として、資生堂の業務概要や、女性が活躍する日本の企業として日経ウーマン(日本経済新聞)の調査で2年連続トップとなった社員の処遇や働き方、同業他社との違い等についての説明がされました。

ゲストスピーカー(赤木様アップ1)

また、学生の報告班からは、赤木氏に対して、資生堂を選んだ理由や資生堂の求める人材像、具体的な業務内容や入社前との印象の違い、コロナ禍の影響等に関する質問が出されました。
それを受けた赤木氏の講演では、資生堂で現在担当している業務の内容、部活とゼミが中心であった大学時代の過ごし方、就活への臨み方、資生堂を志望した理由と最終的に同社を選んだ理由、そして入社後のこれまでのキャリア等について話されました。

ゲストスピーカー(赤木様全体)

ご講演の後、質疑応答に移ったが、フロアからは、就活の際の困難とその克服方法、以前の業務と現在の業務の違いや今の業務の働きがい、課題についての質問が出されていました。
赤木氏は、それらの質問に丁寧に答えると共に、世界の化粧品会社の売り上げの第5位に位置する資生堂での仕事は、一見華やかに見えるかもしれないが、実際の現場での仕事は、泥臭く地味で、自身も、入社6年目で、然るべき成果を求められる、現在の営業本部の仕事の苦労についても語られました。受講生は、率直に心情を吐露する赤木氏の熱い語りを通じて、就活に向けた取り組みや心構えについてだけでなく、入社の後、働くことの厳しさについても理解を深めることができたように思われます。