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ゲスト講義実施報告(三井住友銀行 大阪本店 長堀将幸様)

「プロフェッショナル・ワークショップ(ビジネス編)」第4回目のゲスト講師の講演は、2012年3月に国際関係学部を卒業し、現在三井住友銀行 大阪本店の承継アドバイザリー部で働かれている長堀将幸氏をお招きしました。

長堀様(アップ1)

ご講演に先立ち、金融&メガバンクへの就職、ならびに三井住友銀行に関心のある受講生から、業界企業研究の成果報告として、三井住友銀行における働き方や業務概要、中国を中心とする国際化戦略、三菱UFJ銀行やみずほ銀行といった他のメガバンクの経営戦略との違い等について説明をしました。
また、報告班からは、長堀氏に対して、金融ないし三井住友銀行を就職先に選んだ理由や、行員のバックグラウンドやメガバンクでの仕事に求められる適正、仕事の内容ややりがい、労働時間、給与面での待遇等に関する質問が出されました。それを受けた長堀氏の講演では、本来はパイロットを志望したが叶わず、三井住友銀行に入行された経緯に始まり、以後今日までの約10年にわたる、仕事とプライベートのモチベーション・グラフをもとに、これまでの仕事の内容や、結婚や子供の誕生、育児といったプライベートでの出来事について語られました。
特に、入行後数年間にわたって味わった苦労や、コロナ禍での融資業務の大変さ、そして、事業承継という今の仕事の意義や面白さ、自らの使命感について熱く語られました。

長堀様(アップ2)

ご講演の後、質疑応答に移りましたが、学生から業界の先行きを危ぶむ質問に対して、
金融業界は確かに大きな変化の最中にあり、銀行員として学ばなければならないことも多くて大変だが、法人営業の担当者として企業の経営者との交わりも多く、とてもやりがいのある仕事であり、収入もそれなりに高く、仕事量に見合ったものであると、金融(銀行)業界の魅力について語られました。そうした長堀氏の話に、今回三井住友銀行の報告を担当したメンバーをはじめ多くの受講生が感銘を受けたように思われます。