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ゲスト講義実施報告(共同通信社:福留佳純様)
「プロフェッショナルワークショップ」(担当教員:白戸圭一先生)の授業にて、共同通信社にてカメラマンとして勤務されている福留佳純様をゲスト講師としてお招きし、講義を行っていただきました。
授業の冒頭、白戸先生より、ゲストの福留様が本学部を2022年3月に卒業後、共同通信社に就職し、現在はカメラマンとして勤務されていることを説明されました。
授業の狙いは、学生の年齢に近い卒業生に在学中の就職活動について振り返ってもらいつつ、現在の仕事の内容や魅力を説明してもらい、マスメディアで働くことを考えている学生たちに、有益な情報を提供してもらうことです。
福留様は通信社の役割や仕事の流れ、一日の過ごし方などについて、多数の図表を記載したパワーポイントを使用しながら丁寧に説明しつつ、学生時代の就職活動の体験について詳しく振り返り、どのような準備や取り組みが必要とされているかについて説明されました。
また、福留様は、2024年元日に発生した能登半島沖地震の被災地に地震発生直後に取材に入った経験について、自身が撮影した多数の写真を見せながら詳細に語られました。
学生たちからは、就職活動や仕事の内容等に関する多数の質問が寄せられました。
福留様は、自身が学生時代にカンボジアで働いた経験などを織り交ぜながら、就活に関する様々な情報に右往左往するのは逆効果であり、読書、旅行、他者ときちんと話せるようコミュニケーションを取ることなどが重要であると指摘されました。
内定を得るためには、その場しのぎの就活に関するノウハウの習得ではなく、基礎学力や豊富な人生経験こそが重要であると強調されました。
学生からは、被災地の住民取材の難しさなどについて質問があり、福留様は取材対象者の住民との関係構築の重要性などについて詳述されました。