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国連大学×立命館大学 協力協定 記念シンポジウムを開催しました!

立命館大学が国際連合大学(UNU)と協力協定を締結することを記念し、国際関係学部主催で、2025120日(月)に「人間の安全保障とSDGs」をテーマとしたシンポジウムを開催しました。

同大学との協定締結の実現に向けて尽力くださった元国際連合事務次長の山本忠通客員教授に司会進行を担っていただき、本学部の西村学部長より開催にあたってのご挨拶をいただきました。

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本シンポジウムでは、国連大学高等研究所(UNU-IAS)からNicholas Turner氏をお招きし、「Knowledge for Sustainability: the SDGs and UNU-IAS」をテーマに、国連大学のミッションやSDGsの進捗、課題、今後の展望について講演いただき、また、国連大学の研究が政策形成に果たす役割について紹介いただきました。


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本学からは国際関係学部の小林主茂准教授とViktoriya Kim准教授が登壇し、「人間の安全保障とSDGs」に関わって自身の研究分野の観点から講演を行いました。

小林准教授は「War and Peace in A Changing World」をテーマに、変化する国際情勢における戦争と平和の問題について講演しました。特に、国際紛争の形態がどのように変化してきたか、そして平和を促進するための戦略がどのように進化すべきかについて、SDGsの観点も交えながら解説しました。


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Viktoriya Kim 准教授は「Gender Equity: Socio-Cultural Impediments to Women's Leadership」をテーマに、ジェンダー平等と女性のリーダーシップに焦点を当て、社会的・文化的要因が女性のリーダーシップに与える影響について講演しました。


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シンポジウムには多くの学生が参加し、登壇者の講演を通じて持続可能な社会の実現に向けた多様な視点を学ぶ貴重な機会となりました。

3月には、国連大学と協力協定の調印式を実施し、両大学の協力・連携を深め、持続可能な未来の実現に向けた教育・研究活動をともに進めていく予定です。