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ゲスト講義実施報告「NHKの映像取材という仕事」(NHK京都放送局 小島 陽子 様)
4月24日の「プロフェッショナル・ワークショップ:メディアクラス」(担当教員・白戸圭一)の授業は、受講生以外の学生にも公開する形で実施し、NHK京都放送局のカメラマン 小島 陽子さんをお招きし、お話を伺った。


入局9年目の小島さんは、これまで広島、長崎などの放送局で勤務した経験があり、映像カメラマン中堅の域に達している。
講義では、映像カメラマンの日常の仕事内容を説明しつつ、自身が関心を抱く取材テーマ、取材対象に狙いを絞ることの重要性に言及した。具体例として、小島さんは、学生時代に陸上部に所属していた経験を土台にして、パリ五輪の取材を含むスポーツ取材に熱心に取り組んできたことを学生たちに説明してくれた。
講義時間95分間のうち、ほぼ3分の2に当たる60分は学生との質疑応答に費やした。
学生からは仕事の魅力に始まり、仕事の苦労、学生時代に取り組むべきことなど幅広い質問が出たが、小嶋さんは一つ一つ丁寧に回答してくださった。
「メディアに対する批判、風当たりがこれほど強い時代に仕事を続けることをどう思うか」との質問に対して、小島さんが「私たちは現場に行き、事実を一つ一つ確認しながら報道しているので、その点には自信を持っている」と回答していたことは大変印象的であった。
フェイクニュース、AIによる写真や動画の生成、陰謀論の拡散などが社会を混乱に陥れているこの時代に、正確な事実を伝える仕事の魅力と重要性を理解するうえで、学生にとって貴重な機会となる授業であった。