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2021年度グローバル・シミュレーション・ゲーミング本番を開催しました

 73日(土)、国際関係学部は、正課授業として23回生(※)が受講する「グローバル・シミュレーション・ゲーミング(以下、GSG)」本番を衣笠キャンパス・オンラインのハイブリッド型で開催しました。

GSG1

 GSGは、学生が国際機関、国家、NGO、企業になりきり、国際政治や国際経済の動きの中で、政策立案や国際会議・交渉を通じ、国際関係のあり様を擬似的に体験する授業です。

(※)本来は2回生対象科目。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、2020年度にGSGを閉講したため、2021年度は23回生合同で実施。

 今年度は、「国際的な貧困対策と持続的開発問題 International Poverty Provision and Sustainability Development」を話題となるテーマに掲げました。

 受講生は、4月から6月にかけて、各チームで戦略を練り、当日を迎えました。当日は、模擬安全保障理事会や模擬国連総会のほか、貧困に関連するプロジェクト会議やNGOからの働きかけなどが行われ、合意や交渉プロセスを通して、国際関係学を学びました。

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受講生アンケートでは、「アクターとして、事前に立てた観光に関する計画や目標はもちろん、それ以外の教育、環境、留学プログラム、人権などのような様々な面においても成果を上げられたと思います。」や「GS専攻とIR専攻が一緒に学ぶことで、自分の母語ではない言葉での交渉のスキルが上がったように感じます。また、色々な国籍の人々がいたおかげで、考え方に多様性が生まれ、実際の国際交渉のような臨場感があってよかったです。」などの感想がありました。

 国際関係学部は、今後も感染対策に気を配りながら、教育プログラムの充実や学生同士の交流を促進してまいります。

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