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ゲスト講義実施報告(元JICA:成瀬猛様)

元JICA職員(6年間のパレスチナ事務所長経験者)、元麗澤大学教授、そして現在は立命館大学客員教授(故岡本行夫氏のオーナーズプログラムに参加)の成瀬猛氏をプロフェッショナル・ワークショップ(公務クラス)の授業にお招きして、“プロフェッショナルとは”という大きな枠組みでお話頂いた。

また、1回生の時に、成瀬教授率いる麗澤大学と立命館大学の合同ゼミに参加してミクロネシアのごみ問題に現地で取り組み、この経験が契機となってJICAの青年海外協力隊に参加してコスタリカで環境教育に取り組み、来年4月からはJICAに就職することが決まっている当大学経営学科の細川しほりさんにも、彼女の経験談をお話頂いた。

成瀬氏は日本にとっての最大の危機は「国際人材の不足」と認識しており、プロフェッショナルとして立っていく為には、専門的技術とプロ意識が必要であると説いた。

授業の後半では、成瀬氏が長期に渡りJICAで関与していた「パレスチナ平和の回廊」構想の進捗についての話を題材にして、職業に対するプライドや常なる向上心、並びに社会に対する貢献を是とする崇高なスピリットの必要性に言及した。