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ゲスト講義実施報告(国連開発計画UNDP、前UNDPモルジブ事務所所長:藤井 明子様)

プロフェッショナル・ワークショップ(国際公務クラス:石川幸子先生担当)にて、
国連開発計画UNDP、前UNDPモルジブ事務所所長の藤井 明子様をゲスト講師としてお招きしました。

ゲスト(藤井さん)②

授業は学生が参加するワークショップと講義を織り交ぜる形で行われました。

藤井さんは冒頭に、国連で働いていて窮地に陥った時に必要なことは、確固とした価値観であると説かれました。
また、自身が国連で勤務することを目指すようになった背景として、人権、公正、一人一人の人間を大切にする価値観が重要だと思い至ったことをお話しいただきました。

ゲスト(藤井さん)①

UNDPが追及する「人間開発」とは、人々の選択肢を拡大することであり、集団として正しい選択肢を選ぶためには、価値観の存在が不可欠であると述べられ、自分の価値観を見極めるためには、学ぶ⇒考える⇒書く(伝える)プロセスが必要であり、受講生たちにはこのプロセスを忘れずに精進してほしいとのエールが送られました。

ゲスト(藤井さん)③
(授業の終盤には、各国の人間開発指標を題材としてワークショップが行われた)

本日の講義はUNに限らず国際的に活躍するための精神論と行動論が多く語られ、
本授業の良いスタートとなりました。