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社会人で大学院進学を希望の方

技術系管理者、中堅・若手技術者のためのイノベーション大学院

Apple、Google、Facebookなど技術をベースとするイノベーションは企業成長に不可欠です。しかし、技術だけでは、グローバル化、激烈化する企業間競争に勝つことはできません。技術を顧客価値につなげた企業だけが生き残り、反映することができます。イノベーションを生み出し、それをビジネスにつなげる学問体系、それがMOTです。立命館MOTは、体系的な講義と、企業の現場で実際に起こっている課題を解く研究指導で、技術系管理者、技術者をイノベーションリーダーにします。
MBAが経営トップに役立つ教育をするのに対し、立命館MOTは、現場のリーダーや中堅・若手技術者が、すぐに使える理論や方法について教育をします。立命館MOTに入学すれば、技術戦略、ファイナンス、知的財産管理、マーケティング、オペレーションなどの技術経営能力が得られ、経営者の観点を理解して働けるようになります。
立命館MOTは、専門知識の一方的な伝達の場ではなく、企業や教員や在学生や修了生が知識や経験や問題意識や課題を持ち寄り、いっしょになって新しい価値を創り出す「場」です。学生の大部分は理系です。立命館MOTに入学することで、あなたも、そのコミュニティの一員となり、技術が主導する未来のビジネスで活躍できる価値ある人材になりませんか。

働きながら無理なく修了できる

社会人のリスキングを促進する時間割

社会人学生が受講しやすい平日夜間と土曜日に講義・ゼミを多く配置しています。
さらに、社会人学生には、オンラインでも受講可能なハイフレックス型の講義を展開することで、スムーズな履修・修了をサポートします。

JR茨木駅から徒歩5分、通学しやすい

立命館MOTは、JR茨木駅から徒歩約5分、阪急電車、大阪モノレールの駅からも徒歩圏内の大阪いばらきキャンパスにあります。

1科目を約2カ月で履修可能

1年を4期に分けるクォーター制を導入しています。1科目は190分講義が7回、約2カ月で履修できるので、仕事が比較的忙しくない時にかためて取れます。1年目で講義科目の修了必要単位を取得できるので、2年目は研究に専念することもできます。

年に2回の入学時期

4月入学と9月入学があり、勤務の都合などの状況に応じて入学時期を選択できます。

実務経験豊富な教員による体系的な講義

高い技術力がイノベーションにむすびつかないことが我が国の国際競争力低下の一因であるとされています。イノベーションとは新しい技術、製品、サービスを生み出すだけではなく、それを事業化し収益をあげることで持続的な競争優位をもたらすものでなければなりません。

立命館MOTは、企業戦略、マーケティング、ファイナンスといった基盤知識の上に、イノベーション・マネジメント、知的財産、技術戦略、R&Dマネジメント、オペレーションズ・マネジメント等の幅広い科目群を、基礎科目、コア科目、展開科目、選択科目に階層化し、体系化して提供しており、コア科目を中心に体系的にMOTを学ぶとともに、研究テーマに関連する分野を展開科目以降で選択学習できます。みなさんの実務上の課題を理論的視点から研究することで新たな視点が得られます。

すべての教員は、メーカー、コンサルティングファームやシンクタンクで実務を経験した強者ぞろいです。最新の技術経営課題を多面的に取り上げるため、現役の企業人を客員教授やゲストスピーカーに招いています。みなさんの所属している企業や業界を超えた俯瞰的な見方を学ぶチャンスがあります。みなさんが技術者や企業人として解決を求められている技術経営課題、その解決に理論面と実践面から応える体系的な講義を提供しています。

どんな教員がいるのか知りたい
教員紹介
どんなカリキュラムか知りたい
博士課程前期課程
詳しく講義を知りたい
オンラインシラバス

講義形式は、ワークショップ、グループプロジェクト、グループディスカッションやプレゼンテーション等インタラクティブな手法を講義に取り入れています。多様なバックグランドをもつ社会人学生どうしの接点が生まれ、一般学生、留学生も入り乱れて議論を戦わせます。

立命館大学MBAをはじめとする他研究科の講義も受講できます。幅広い講義選択肢の中から、あなたの課題を解決するヒントを見つけられます。

業務課題の解決に直結する修士論文研究

立命館MOTの研究は、学生が主役です。みなさんが持っている問題意識や日々の仕事で出会う技術経営課題を修士論文の研究テーマできます。立命館MOTは、学生が主体的に研究を遂行することを期待します。指導教員は決めますが、みなさんが必要だと思ったら、指導教員以外の教員の研究室やゼミに参加して研究指導を受けるのも自由です。また、立命館MOTは、学生が研究成果を国内学会や国際学会、学術誌上で発表するのを補助金なども含め応援します。

修了後も、研修生、研究生として各研究室・ゼミの活動に参加することや博士課程後期課程への進学で、さらに研究を深化させることができます。それが、専門職大学院ではなく、研究大学院の立命館MOTだけができることです。

過去の修士論文テーマ例(社会人修了生)

  • 競争優位性の高い戦略策定を実現する外部科学教育企業の活用
  • 新興国市場参入のための現地適応化戦略に関する研究
    ―セネガル国・ベナン国の戦略ワークプロセスにおけるローカルユーザーのスキル―
  • 医療専門職認定制度についての提案―診療放射線認定専門技師の事例―
  • 企業における知的財産戦略に係る有効な特許出願の仕方について
  • インフラ輸出ビジネスのリスク・マネジメントに関する考察―外部環境とプレーヤー別によるリスク評価―
  • 受注設計生産プロセスにおける価値創出―TOCを用いた課題解決―
  • 中堅化学系企業のR&Dマネジメントにおける効果的な研究テーマの探索方法
    -研究テーマ提案制度によるアプローチ-
  • 液晶テレビ産業における基板ガラスメーカーの優位性に関する考察
    ―素材産業における競争優位的経営戦略の提案―
  • 半導体メモリ業界の提携に関する考察-なぜ、アライアンスの継続性にばらつきが有るか?-
  • 大学や公的研究機関へ派遣された企業技術者の知識の吸収プロセス
  • 環境激変化期で必要とされる中小建設企業の経営者の対応能力
    ―ダイナミック・ケイパビリティ論を用いた自社と競合他社N社との比較検討―
  • 学校の価値創造経営におけるリスクマネジメント
  • 都市型リスク社会における災害対策情報網の構築~災害業務の連携における情報通信の問題点~
  • 「場の理論」の背景に関する先行研究のレビューとその考察、並びにその分析結果に基づく「場の統合モデル」試案の構築

修了後も続くネットワーク

修了後は研究生、研修生として、あるいはRIMOT(立命館MOT校友会)メンバーとして、引き続き、教員や他の学生、修了生と交流しディスカッションできます。
「修了したら萎む」のではなく「修了しても成長する」ネットワークという財産がここにあります。財産は使ってこそ価値が生まれます。自分のペースやテーマに合わせて、ぜひ有効活用してください。300名以上のメンバーを持つRIMOTのネットワークは、大いにあなたに価値をもたらします。

RIMOT(立命館MOT校友会)