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博士課程前期課程

2025年度より、新カリキュラムへ

2025年度から、立命館MOTは「Ritsumeikan Innovation School」として新たな一歩を踏み出します。これまでの技術経営という観点に加えて、未来を先導する力を養う新しいカリキュラムを導入します。
新カリキュラムでは、学生がやりたいことを発見し、未来をデザインして先導するために役立つ方法論を学ぶ専門科目として「未来先導系科目群(フューチャープレナーシップ)」を新たに開設します。

6つの特徴

01 文理融合の開講科目

技術経営の基礎として、戦略論や組織論などの経営学、さらに統計、数理、ケーススタディなどの方法論について、幅広く学ぶことができる授業科目を提供しています。

特にTech MBAの位置づけにより、技術基盤企業を対象とした経営管理を学ぶことで、文理の分け隔てなく技術経営を習得できるコア科目を設置しています。

02 実務経験豊富な教員・講師陣

メーカーや金融コンサルティング会社などで実務を経験した教員が揃っています。また、現役の企業人を客員教授やゲストスピーカーとして招いており、業界を超えた知識や俯瞰的視点を学ぶ機会を多く提供しています。

03 多様な学生とのインタラクティブな講義

ワークショップやグループディスカッション、プレゼンテーションなど、インタラクティブな手法を取り入れています。社会人学生・留学生など多様なバックグラウンドを持つ学生同士が議論を戦わせます。

04 社会人学生のリスキングを促進する時間割

社会人学生が受講しやすい平日夜間と土曜日に講義・ゼミを多く配置しています。さらに、社会人学生には勤務の都合によりオンラインでも受講可能なハイフレックス型の講義を展開することで、スムーズな履修・修了をサポートします。

05 クォーター制度の採用

1年を4期に分けるクォーター制度を導入しており、1科目あたり190分×7回、約2カ月で履修できます。仕事が比較的忙しくない時期に集中して学ぶことが可能です。一部、夏期集中やセメスター制度を導入している科目もあります。

06 企業でのアクティブラーニング(プラクティカム)

理論と実践の習得をめざして、インターンシップを発展させた「プラクティカム」を実施しています。その特徴は、企業が抱える課題に学生が取り組む「課題解決型長期企業実習」です。

2025年度からのカリキュラム図

設置科目一覧

技術経営論Ⅰ

技術経営の全体像を把握し、グループ演習を通じて諸産業に潜む課題について学ぶ。本講義では、イノベーションに関わる経営理論を確認するとともに、企業の具体的な事例に触れることで技術と経営との関係を概観する。技術経営の概論的な講義に加え、グループ毎の調査報告を基にしたディスカッションを行う。

技術経営論Ⅱ

技術経営の事例分析と解決案の構想・提案を通して、戦略思考の理解と実践の基礎を学ぶ。本講義では、産業や技術領域にとらわれず事例を検討することで、組織や戦略に関する理解を深める。課題として配布された資料に基づき理論的な論説および事例を検討し、プレゼンテーションを行い、その内容を討議した後、総括を行う。