テクノロジー・マネジメント研究科
創設20周年記念シンポジウムが行われました
2026年2月15日(日)、立命館大学大阪いばらきキャンパスのグランドホールにて「テクノロジー・マネジメント研究科創設20周年記念シンポジウム 青山 敦 教授・長平 彰夫 教授退職記念講演会」が開催されました。100名を超える在学生、修了生などが参加し、これまでの本研究科20年の歩みを振り返り、さらなる進化に向けた展望を共有する場となりました。
式典の冒頭、湊宣明研究科長より開会の挨拶が行われました。2005年の創設以来、1000名を超える人材を輩出してきたこれまでの実績を振り返りました。続いて、本研究科の立ち上げに尽力された初代研究科長阿部惇先生より挨拶がありました。設立当時の熱い志や、日本の製造業・技術経営における課題にどう立ち向かってきたか、20年の時を経た今、その理念が次世代に引き継がれていることへの感慨が語られました。
本シンポジウムのハイライトとして、本研究科を牽引してこられた青山敦教授、長平彰夫教授による記念講演が行われました。
青山 敦 教授
テーマ:「システム工学と人工知能による経営の設計原理-MOT・稲盛経営を統合学的視座から再解釈し、高度化する」
青山教授は、システム工学の知見と現代のAI技術を融合させ、経営をいかに「設計」するかという壮大なテーマで登壇されました。特に、稲盛和夫氏の経営哲学を科学的な視点から再解釈し、高度化する現代経営における新たな設計原理の可能性を提示されました。
長平 彰夫 教授
テーマ:「フロントエンドに導かれた四半世紀を振り返り未来を展望する」
長平教授は、イノベーションの鍵を握る「フロントエンド(初期段階)」の研究に捧げた四半世紀を総括されました。自身の研究歩みを振り返りつつ、不確実性が増す未来において、技術の種をいかに価値あるビジネスへと昇華させるべきか、次代を担う参加者へエールを送られました。
講演終了後には、これまでの多大なるご功績と熱意あふれるご指導への感謝を込めて、表彰状、記念品、花束の贈呈が行われました。会場内は温かな拍手に包まれ、両教授の新たな門出を祝いました。
最後に校友会組織「RIMOT(立命館MOT校友会)」の今井雄基会長より、これまでの活動紹介と退職される両教授への感謝と祝辞が述べられました。プログラムの締めくくりには、参加者全員での記念写真撮影が行われ、会場は一体感に包まれ、20周年の節目にふさわしい華やかな光景となりました。
会場を移して行われたポスターセッションでは、本研究科学生、修了生、教員がそれぞれの最新の研究成果やプロジェクトを発表し、世代や立場を超えた活発な議論が交わされ、まさに「理論と実践の交差点」を象徴する場となりました。
その後の懇親会では、和やかな雰囲気の中で旧交を温めるとともに、創設20周年という節目を祝い、本研究科のさらなる発展を誓い合う貴重な時間となりました。
