「立命館大学NEXT フェローシップ・プログラム生」の選出について
立命館大学では、優秀で意欲の高い博士後期課程の大学院生を「立命館大学NEXT フェローシップ・プログラム生」として本学の研究拠点に受け入れ、先端的な研究を行う多様な分野の研究人財と協働しながら研究活動に従事することで、自らの専門性を深めながら幅広い視点を獲得することを目指すプログラムを創設しました。各研究拠点が社会・地域・企業等と連携する研究プロジェクトを通じ、社会課題や地域課題の解決に専門知を応用する方法を学ぶことで、社会実装能力の涵養も図ります。
2021年度は12の育成拠点を決定し、厳正な審査の結果、15人のフェローシップ生を選出しました。フェローシップ生には、研究専念支援金(年額216万円)と研究費(年額最大34万円)、併せて年間250万円が3年間にわたって支給され、充実した環境で研究に専念することが可能になります。
立命館大学では、中期計画R2030チャレンジ・デザインにおいて「新たな価値を創造する次世代研究大学」と「イノベーション・創発性人材を生み出す大学」を目指すべき姿として掲げており、深い専門性と学際的な視点に加え、社会実装能力をもった高度専門人財を育成してまいります。
なお、本プログラムは、文部科学省「科学技術イノベーション創出に向けた大学フェローシップ創設事業」の採択を受け、2020年度より準備を進め、2021年度から活動を開始するものです。