岡田志麻准教授らの研究グループの提案が、次期ムーンショット目標の最終候補案に選ばれました

2021.09.21 NEWS

岡田志麻准教授らの研究グループの提案が、次期ムーンショット目標の最終候補案に選ばれました

30年後見据えた国の研究事業 精神的に豊かで躍動的な社会の実現を目指す

 岡田志麻・理工学部准教授らの研究グループの提案「2050年までに、こころの安らぎや活力を増大することで、精神的に豊かで躍動的な社会を実現」が、内閣府の総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)より、次期ムーンショット目標の最終候補案として公開されました。

 挑戦的な研究課題に取り組む国の大型研究プロジェクト「ムーンショット型研究開発制度」は、超高齢化社会や地球温暖化問題など重要な社会課題に対し、人々を魅了する野心的な目標(ムーンショット目標)を国が設定し、挑戦的な研究開発を推進するものです。

 9月16日に「総合科学技術・イノベーション会議」の有識者の会合が開かれ、「ムーンショット型研究開発制度」に、本学の研究グループが検討を進めてきた取り組みを含む、2つの大きな目標が新たに加えられる見通しになりました。

 「ムーンショット型研究開発制度」では、AIとロボットの共進化により、自ら学習・行動し人と共生できるロボットの実現や地球環境再生に向けた持続可能な資源循環の実現など7つの目標がすでに掲げられていますが、若手研究者の提案をさらに募る取り組みが行われ、本学提出の内容を含む21のテーマが調査研究として検討されてきました。

 チームリーダーの岡田志麻准教授は、「約6カ月にわたる調査研究で、チームの先生方や、他の目標検討のチームの先生方、立命館高校SSGクラスの3年生の生徒たちと熱い議論を交わし、目標候補に至ったことをうれしく思います」とコメントしました。

 今後、具体的な研究計画が公募され、来年度に研究がスタートする予定です。

研究チームメンバー

岡田志麻・理工学部准教授
伊坂忠夫・スポーツ健康科学部教授
塩澤成弘・スポーツ健康科学部教授
西原陽子・情報理工学部教授
山浦一保・スポーツ健康科学部教授
向英里・生命科学部准教授
王天一・立命館グローバル・イノベーション研究機構専門研究員
辻涼平・総合科学技術研究機構補助研究員

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