立命館大学 女子柔道部がチームビルディング研修「クッキングゲームひみつの料理学園」に参加しました
2021年12月5日(日)、大阪ガスハグミュージアムにて、本学女子柔道部向けチームビルディング研修「クッキングゲームひみつの料理教室」が行われました。この研修は産学連携の一環で、大阪ガス株式会社ネットワークカンパニー北東部導管部 地域コミュニティ室、株式会社大阪ガスクッキングスクールのご協力により、実施頂いたものです。
当日は15名の女子柔道部員が参加し、3人1チームの計5チーム対抗で「料理対決」を行い、その過程の中で、チームビルディングに必要となる要素である「役割分担の明確化」、「信頼関係を育むためのコミュニケーション力」、「時間などの制約の中でタスクをこなすスケジュール管理能力」を体験して学びました。この日の料理テーマは「勝ちめし」であり、各チームは勝負におけるパフォーマンスを高めることに加え、栄養や減量といったアスリートに求められる要素も踏まえつつ、工夫を凝らしたメニューを考案した後、食材の買い出し→調理→プレゼンテーション→実食・交流→講師や柔道部関係者からの講評、フィードバック→表彰・閉会といった流れで進められました。
研修を通じて、受講生からは、「いつものメンバーだが、異なる環境で、それも料理を通じて、結束力のあるチームになるために必要となる姿勢や思考を学んだ」、「時間内にやり終えるためには、時間管理のほか、周りの人がどんな動きをしているのか、また、何に困っているのかに目を配り、お互いで助け合うことが大切であることを再確認した」、「アイデアを出す際やイレギュラー対応時において、上回生、下回生の隔てなく、タイムリーに意見を言い合い、議論することが、組織力を高めることを体感した」など多くの気づきを得たとのコメントがありました。
研修の最後に大阪ガス株式会社の朝原宣治様(北京オリンピック4×100mリレー銀メダリスト)から、サプライズで女子柔道部員向けのビデオメッセージをいただき、「自分がどうなりたいかを考え、そのうえでチームがどうあるべきかをメンバー間でしっかり話し合うことで、チームの目標が固まり、更に発展的なコミュニケーションが生まれる」、「1位とか2位ではなく、どんな勝ち方を目指すのかを考え、その勝ち方を追求するうえでの課題をチームで共有し、コミュニケーションを通じて、全員の目線を揃えることが肝要である」など、今後の活動にて役立つ、有益なアドバイスを多く頂戴しました。
今回のチームビルディング研修にて、学んだこと、新たに得た気づき等を、今後のクラブ活動やそれ以外の学生生活で実践して更なる高みを目指して参ります。
※株式会社大阪ガスクッキングスクール チームビルディング研修「クッキングゲームひみつの料理教室」は2022年度より、一般向けに開講予定です。