2023年9月28日(木)、グランフロント大阪・ナレッジシアターにて、うめきた2期地区開発事業「グラングリーン大阪」に開設される中核機能施設「JAM BASE」の発表会(主催:グラングリーン大阪開発事業者)が開催されました。2024年9月に開業する同施設に立命館が参画し、社会課題の解決や新たな事業を共創するためのオープンイノベーション拠点を設ける計画を発表。立命館からは徳田昭雄副総長が出席しました。

 立命館は今回の拠点を、関西のイノベーション創出拠点“うめきた”における立命館の先進的基盤と位置づけ、特長ある研究・起業シーズを社会へ発信していきます。また、立命館大学が持つ学問領域を越えて融合する総合知と、小学校から大学院までの一貫教育が育むアントレプレナー育成プログラムを生かした人材育成・ネットワーク拠点であることも特長です。学生のみならず、起業家・研究者・企業・自治体など多様なステークホルダーとの連携・交流により、社会に新たな価値を生み出し、地域課題の解決を行う人材育成を目指します。

 新拠点を通じ、立命館の社会共創の取り組みをさらに加速させ、“うめきた”を基盤に幅広く展開していきます。これらの取り組みは、立命館大学が「チャレンジ・デザイン」で目指す「新たな価値を創造する次世代研究大学」と「イノベーション・創発性人材を生み出す大学」を実現するための新たな挑戦です。

 発表イベントでは、関係者によるトークセッションが開催され、立命館からは徳田副総長が登壇。徳田副総長は、「ソーシャルインパクトを発揮する次世代研究大学を目指すため、“イノベーション創発性人材の育成”と“社会的共生価値の創造”の2本柱に関わるさまざまな取り組みを、うめきたでさらに進めていきたい」と、立命館が新しいオープンイノベーション拠点を開設する意義について語りました。
 また、「衣笠、朱雀、びわこ・くさつ、大阪いばらきと各地にあるキャンパスなどとうめきたの相乗効果で社会への発信の波及効果を高めたい。社会とのタッチポイントの多いうめきたをイノベーション創出の交流拠点にしたい」と新拠点に対する抱負を述べました。

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