2024年4月27日(土)、東京ビッグサイトで「漬物グランプリ2024」の決勝が開催され、産業社会学部中西典子ゼミに所属する4回生の松下朋生さん、井上遥喜さん、松浦隆太さんの3人が考案した「シャキシャキ荏胡麻キムチ漬」が、学生の部グランプリを受賞しました。

 漬物グランプリは、全日本漬物協同組合連合会が主催する漬物文化の魅力・価値を伝えるための大会で、個人・学生・法人の部に分かれています。グランプリへの関心は年々高まっており、学生の部には、前年の26作品を大幅に上回る67作品がエントリーしました。

 松下さんらは、中西ゼミが推進する産学連携の「京丹波6次産業化プロジェクト」に所属。耕作放棄地での農作業、生産物の販売活動に取り組む中、処分されるはずだった荏胡麻の葉を使った漬物を開発しました。受賞したシャキシャキ荏胡麻キムチ漬は、荏胡麻のほかにもれんこん、長芋、きゅうりなどのシャキシャキ食感の野菜が使用されており、老若男女食べやすいまろやかな味付けが特徴。荏胡麻の葉には抗酸化作用を持つβカロテンやビタミンCが豊富に含まれているため、健康にも良い漬物となっています。

松下朋生さん(産業社会学部4回生)のコメント

 漬物グランプリ学生の部で、グランプリという賞をいただけたことを本当にうれしく思います。処分される荏胡麻の葉がもったいないという考えからスタートし、そこから何度も試作を繰り返した努力が報われて良かったです。グランプリを受賞できたのも周りの皆さんのおかげだと感じており、感謝しています。

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