新たな社会共創拠点を舞台に関西経済同友会と交流会を開催
5月8日(水)、関西経済同友会グローバル・ベンチャーエコシステム委員会の約40名が大阪いばらきキャンパス(OIC)に来学、本学の学生・教職員らと交流されました。
同委員会は、ベンチャー企業と資金の出し手や既存企業とのマッチングの場を創出する活動をされています。関西に集積する大学・研究機関などとの連携を強化し、関西が世界のベンチャーエコシステムの一角となることを目指されています。
本学は、未来社会の創造、社会課題解決に取り組む多様な人々がつながり、連携し合うことで新たな挑戦を創出する「TRY FIELD」として、2024年4月に新棟(H棟)をOICに開設。最先端のデジタルナレッジと学問を融合し、DX人材の育成支援やスタートアップ創成支援などを実施する「Microsoft Base」を日本の教育機関で初めてキャンパス(H棟内)に設置するなど、ソーシャルインパクトを生み出すスタートアップ人材、創発性人材の育成に力を入れています。
今回、産学連携を通じたスタートアップ人材の育成やエコシステムの構築・拡大などを目的にOICで交流。Microsoft Baseをはじめ、企業や自治体との連携を生み出すH棟のさまざまな施設を見学いただいた後、小学校から大学院までを有する私立総合学園としてのシームレスな起業支援の取り組みである「RIMIX」や「立命館ソーシャルインパクトファンド」などについてご紹介しました。委員の方々からは、H棟での取り組みや滋賀県のびわこ・くさつキャンパスで進めているオープンイノベーション拠点「グラスルーツ・イノベーションセンター」(仮称)の構想などに対して高い期待を寄せていただき、関西のエコシステムの高度化に向けた未来志向の意見交換ができました。
また交流会に続いて、毎月開催しているノベーション促進・交流プログラム「OIC CONNÉCT」のセッションに同委員会の佐相宏尚様(ケンブリッジ・コンサルタンツ 株式会社 代表取締役社長、本学法学部卒業)、石賀隆彦様(伊藤忠商事 株式会社 開発・調査部 関西開発調査室 室長)、津田知華子様(阪急阪神不動産 株式会社 開発事業本部 都市マネジメント事業部 梅田事業創造グループ)が本学学生の藤枝樹亜さん(経営4回)、上林央佑さん(経営2回)と共にご登壇、「グローバル化」をテーマに、学生達の持つ疑問や問いを受けながら経済人としてのご経験や知見を語っていただきました。