立命館大学は、経済産業省が5月15日に発表した大学発スタートアップ調査で、2023年度の大学発ベンチャー数が135社となり、総合順位で全国10位となりました。

令和5年度大学発ベンチャー実態等調査の結果を取りまとめました(速報) (METI/経済産業省)

 立命館大学は、2019年にビジネスを通じて社会課題解決を目指す人材を育成するプラットフォーム(RIMIX)を始動。2021年6月からオープン・イノベーションを通じた起業・事業化をワンストップで推進する専門組織「起業・事業化推進室」を立ち上げ、グラスルーツ・イノベーションを方針として、研究シーズの事業化や小学校から大学院までの一貫教育型アントレプレナーシッププログラムを進めてきました。

 2022年からはVenture Café Tokyoと日本の大学初となる定期的なイノベーション・交流プログラム「OIC CONNECT」を始動させ、毎月、起業家や研究者、学生など多様な人が交流し、学び合う機会を創出しています。

 そのほか、2020年に社会課題解決型のスタートアップに投資するファンド「立命館ソーシャルインパクファンド」を立ち上げ、インパクト投資型の手法を用い、地域社会課題などを解決する事業を支援。2023年度にファンドの運用額を20億円に拡大し、社会課題解決を目指す立命館卒業生らに出資しています。

 こうした取り組みによって大学全体で起業に対する機運が高まり、起業を志す学生や卒業生、様々な起業家、企業等とのネットワークが形成され、今回の結果につながりました。

 今後も、学生や教員、卒業生が持つアイデアや研究成果の事業化を支援してまいります。

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