駐日ドイツ大使が仲谷学長と懇談
6月11日(火)、クレーメンス・フォン・ゲッツェ駐日ドイツ連邦共和国大使が衣笠キャンパスにご来学。国際平和ミュージアムにて、仲谷善雄学長、中戸祐夫副学長、君島東彦国際平和ミュージアム館長、出口雅久法学部教授と懇談されました。
立命館大学は、2024年4月時点で、ドイツの25大学・機関と教育に関わる国際協定を締結しており、毎年多くの学生を派遣・受入しています。今回、長年ドイツで研究活動をしていた出口教授とのご縁により、ゲッツェ大使のご来学が実現しました。
懇談の中でゲッツェ大使は、世界を取り巻く情勢について語られ、仲谷総長からは、そうした国際社会が直面する課題を踏まえ、立命館の教学理念「平和と民主主義」とその取り組みを紹介しました。その後、環境問題や学生交流、産業育成など、多岐にわたる分野において意見を交わす貴重な機会となりました。
なお、当日は「ドイツと日本~21世紀の課題を克服するためのよきパートナー~」と題し、ゲッツェ大使による特別講演を開催。特別講演にはメラニー・ザクシンガー在大阪・神戸ドイツ連邦共和国総領事も同席され、集まった約60人の参加者は、真剣な様子で講演に耳を傾けました。
また、ゲッツェ大使は国際平和ミュージアムもご見学されました。君島館長から本学が国際平和ミュージアムを開館した経緯や展示品について紹介があり、質問や意見交換をしながら、展示品に見入っておられました。