2024.07.26 TOPICS

立命館大学カーボンマイナスプロジェクト、万博TEAM EXPOパビリオンへの出展内定へ

 2024年5月28日、R&D国際交流センター N-LOUNGE(大阪府大阪市)にて、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会が、共創イベント第4回「TEAM EXPO 2025 MEETING」を開催しました。本イベントは、2025年日本国際博覧会(以下、大阪・関西万博)の会場である「TEAM EXPOパビリオン」にエントリーしている共創チャレンジ・共創パートナーにとって出展審査の機会であるとともに、「TEAM EXPO 2025」プログラムの参加者の交流の場です。

 午前は、各参加者がプレゼンテーション形式でステージでの発表、質疑応答を行いました。本プロジェクトから、井元周平(経営学部3回生)が登壇し、「カーボンマイナス」「バイオ炭」「カーボンマイナスプラットフォーム」等の説明の他、広報活動の内容や今後の取り組みの展開についても伝えました。質疑応答ではカーボンマイナスプラットフォームにおける立命館大学の役割についての質問を受けました。発表を通じて、多くの方々に私たちの活動内容を詳しく伝えることができ、プロジェクトの意義を再確認する機会となりました。

 午後からは各参加者がブース展示を行い、協会の出展審査及び他の共創チャレンジ・共創パートナーらと交流しました。私たちは、説明用ポスター・ビデオの他、実際のバイオ炭を展示し、プロジェクトについて説明しました。参加者から、バイオ炭の製炭方法やJ-クレジット制度に関する質問などが寄せられました。特に、バイオ炭の環境への貢献や具体的な利用方法についての質問が多く、今後の取り組みやプロジェクトの可能性について考えるきっかけとなりました。

 今回の審査を経て、大阪・関西万博におけるTEAM EXPOパビリオンの「地球の未来と生物多様性ウィーク」において、出展の内定につながりました。これは、2021年7月のTEAM EXPO共創チャレンジプログラムへの登録にはじまり、30名以上の学生を含めた教職員との連携による取り組みの結果と考えています。今後、大阪・関西万博への出展を通じてさらに多くの人々と関わり合うことで、カーボンマイナスが達成された社会の実現をめざしていきます。

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