立命館守山高等学校がロボカップジュニア世界大会2024で優勝、総長へ報告
2024年9月24日(火)、立命館守山高等学校のSci-tech部情報工学班に所属するチーム「Edge」は、7月17日から21日にかけてオランダ・アイントホーフェンで開催されたロボカップジュニア世界大会2024での総合優勝を仲谷善雄総長に報告しました。
ロボカップジュニアは、自ら考えて動く自律移動型ロボットによる競技会で、45か国から約2,000人の競技者、300以上のチームが参加しました。2年生の渡邉幸大朗さん、中川裕太さん、青木良亮さんの3名で構成されたEdgeは、3月に行われた全国大会、ジャパンオープンを無敗で優勝し、世界大会出場権を獲得。世界大会では慣れない競技環境に苦戦しながらも、見事「Individual Team 1st Place(世界総合順位1位)」を受賞しました。
「Individual Team 1st Place」は、競技だけでなく、事前レポート、ポスター、および現地でのポスターセッション、インタビュー、団体戦の総合得点によって順位が決められます。また、Edgeは、最も模範となるチームにおくられる「Exemplary Team Award」を、他国との混合チームによる団体戦で優勝に当たる「Super Team 1st Place」を受賞しました。
報告の中で渡邉さんは、周囲のサポートに感謝の意を表しつつ、今後、後輩育成や競技の発展に寄与する旨の抱負を述べました。
仲谷善雄総長は、世界大会優勝という偉業を達成したことを称え、様々な分野での継続的な研究活動について、今後の期待を述べました。
なお、立命館守山高等学校の卒業生で、立命館大学理工学部1回生の馬場拓海さん、中東祐樹さんの2名で構成されたCrescent(Re)も、別クラスで世界一を獲得、立命館一貫教育の中で達成した優勝であることを仲谷総長に報告しました。