大阪・関西万博開幕目前!いのちの遊び場 クラゲ館「初構え」イベントに立命館の学生が参加
大阪・関西万博開幕まで20日となる3月23日(日)、中島さち子プロデューサーが手掛ける「いのちの遊び場 クラゲ館(以下、クラゲ館)」のお披露目イベントが夢洲の万博会場で開催されました。開幕20日前(はつかまえ)にかけて、「初構え」イベントと称されたこのイベント。クラゲ館に協賛するパートナー団体として本学園関係者もご招待いただき、立命館大学の国際学生4名と教職員が参加しました。
インドネシア出身のApsiflaviana Riwut Wineyさん(経済学研究科・トップ画像左)、トルコ出身のAlpay Mertさん(国際関係研究科・トップ画像右)は、クラゲ館のアテンダント用ユニフォームを着用。イタリア出身のMARINI Raffaellaさん(国際関係研究科・上画像左)、インド出身のBharat Valechaさん(情報理工学部・上画像右)は中島氏率いるクラゲバンドの演奏にあわせ、ミニタンバリンを叩きながらクラゲ館の前に広がる「いのちパーク」を参加者らとともに練り歩きました。
クラゲ館のユニフォームは、シンボルマークが共通でプリントされているものの、全て柄が異なっており、個々で違いはありつつ全体でみると統一感があるようにデザインされています。モデルとなった本学の学生しかり、クラゲ館のコンセプトのひとつであるダイバーシティを表現しています。
来場者の目を引くクラゲ館の壁面を飾るモザイクタイルは、「協奏タイルプロジェクト」としてクラゲ館協賛者や関係者により作成されました。附属校、立命館アジア太平洋大学(APU)含めた、立命館の児童、生徒、学生、教職員が参画し、全体の1/5を占めるおよそ550枚を作成。15cm四方の枠に、クラゲ館のテーマ「いのち高める」をイメージし、小さなモザイクタイルを並べたこの作品も、一つとして同じものはありません。
クラゲ館中央にそびえるシンボルツリー「創造の木」(上画像右)にも、本学学生が色付けした作品(上画像左)が組み込まれており、クラゲ館をカラフルに彩ります。
クラゲ館で実施される各種ワークショップ用の椅子も、この日お披露目。実は、この「初構え」イベントから遡ること約2週間の3月10日、本学大阪いばらきキャンパスの一角で開催された什器ワークショップ「クラゲクリエイト」で創られました。立命館万博学生委員会「おおきに」の学生はじめ、他大学の学生も参加し、脚の部分を想い想いに飾りつけしました。それぞれ別の人がデコレーションした脚を2本組み合わせ、個性と個性が掛け合わさった世界にひとつだけの椅子。「ダイバーシティ」「創造性の民主化」をキーワードに掲げるクラゲ館らしく、そこかしこに個性と創造性が溢れています。
いよいよ開幕の大阪・関西万博。クラゲ館の世界観をぜひ現地で体感してください。製作に参加された方は、ご自身の作品を見に会場へ足を運んでいただければと思います。