2025年9月14日(日)、大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館」にて、立命館大学万博学生委員会「おおきに」のコミュニケーション班 CWAによるワークショップ「不思議の国へようこそ〜謎解きを通して感じる、コミュニケーションの冒険へ〜」を実施しました。本企画は、『不思議の国のアリス』の世界観をモチーフに、「不思議の国」のキャラクターたちとのやりとりを通じて、意思疎通の難しさを体感しながら、コミュニケーションの重要性を学ぶことを目的としています。

 参加者は不思議の国に迷い込んでしまったアリスに扮し、白うさぎ、マッドハッター、チェシャ猫が登場する3つのブースを巡ります。それぞれのブースでは言葉の解釈の違いや非言語コミュニケーションの理解を促すクイズが用意されており、参加者は楽しみながらも深く考える体験となりました。


 3つのクイズが終わると、最後は「お茶会のテーブル」に集まり、フィードバックの時間を設けました。「言葉が使えないときにどのように伝えるか」「コミュニケーションのズレを防ぐためにできる工夫は何か」「相手の気持ちを考えて発言するにはどうすればよいか」といった問いについて、参加者が自身のこれまでの経験と照らし合わせながら意見交換を行いました。

 私たちは、日々のコミュニケーションの中で「うまく伝わらなかった」「もっと別の言い方ができたかもしれない」と感じる場面に直面します。今回の企画では、クイズや対話を通じてコミュニケーションを体感しながら学ぶことで、日常生活において他者とより良く関わる方法を考える貴重な機会となりました。

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