立命館大学半導体応用研究センター、滋賀県の成長分野リスキリング事業を運営 ― 県・大学が連携し、地域企業の変革を支援 ―
立命館大学半導体応用研究センター(以下、RISA)は、滋賀県が新たに開始する半導体分野を中心としたリスキリング創出支援事業において、「実践講座」を運営します。県と大学が連携し、地域企業が技術革新と新分野への挑戦に踏み出すことを支援します。
- 滋賀県がリスキリングに取り組む背景
滋賀県は製造業を中心に強固な産業基盤を持つ一方、半導体やAI、宇宙などの急速な技術進化に対応するための人材や情報が不足しています。県が掲げる「滋賀県産業振興ビジョン2030」では、技術革新と人材育成を通じた産業の高度化が重点方針とされており、本事業はその実現を担う取り組みの一つです。
リスキリングによって県内企業が新しい知識と技術を学び、自社の強みを活かした新事業や新製品の創出を目指します。 - 実践講座”に託された期待
本事業は、産業タイムズ社による「基礎講座」と、RISAが担当する「実践講座」で構成されます。RISAは、半導体技術や設計、応用実装など、最先端の知を実践へと結びつける場を提供します。
滋賀県がRISAに期待を寄せたのは、研究力と社会実装力の両立、そして地域とともに成長する大学としての姿勢に対する信頼によるものです。RISAは研究者・産業界とのネットワークを活かし、県内企業が技術を次の成長分野へ発展させるための支援を行います。 - RISAの概要と今後の展望
RISAは2024年に設立され、「次世代半導体技術とその応用創成」を掲げて活動しています。新材料、次世代パワー半導体、AI応用、人間拡張、光・エネルギー技術など多様な分野で研究を進め、社会実装を視野に産学連携を推進しています。
今回の事業を通じて、RISAは地域企業の技術革新を支援し、滋賀発のリスキリングモデルを全国へ展開することを目指します。
RISAはこれからも滋賀県と協力し、地域企業が成長分野へ踏み出す第一歩を力強く支援していきます。立命館大学は、研究と教育の力で地域とともに未来を切り拓いていきます。変革に貢献してまいります。
実践講座
- 対象:成長分野に関心のある企業
- 運営:立命館大学 半導体応用研究センター(RISA)
- 会場:立命館大学 びわこ・くさつキャンパス 防災システムリサーチセンター 2F 第2会議室
(現地参加のみとなります) - 回数:8回 10月~1月 ※1回だけの参加も可能
- 定員:20名
※応募多数の場合は滋賀県企業を優先する可能性があります - お問い合わせ:(株)産業タイムズ社 Email:shiga@sangyo-times.co.jp



