2026.06.19 NEWS

「2026年度 立命館大学 若手研究者育成プログラム研究奨励賞」授賞式を開催

 2026年6月10日(水)、立命館朱雀キャンパスにて、「2026年度 立命館大学 若手研究者育成プログラム研究奨励賞」の授賞式が開催されました。
 本奨励賞は、若手研究者の挑戦的な研究を支援する「立命館大学 若手研究者育成プログラム」の申請において、優れた研究計画であると認められた申請者に対して、今後の一層の研鑽と研究の発展を祈念して授与される賞です。授賞式には、大学を代表して仲谷善雄学長、サトウタツヤ副学長が出席し、受賞者への祝辞を述べるとともに、賞状と奨励金の目録を授与しました。

 プログラム開始後4年目となる今回は、43件の応募がありました。研究実績や将来的な研究推進力などの審査の結果、立命館大学大学院 先端総合学術研究科で学位を取得し、「障害・ジェンダー・セクシュアリティの交差性:日本と台湾の障害のある性的少数者を対象とした比較社会学」という研究テーマを掲げた欧陽珊珊(おうやん しゃんしゃん)さんと、同大学院 理工学研究科で学位を取得し、「Modeling History-Dependent Interactions in Soft Terrain for Enhanced Robotic Locomotion(ロボットの移動性能向上のための、軟弱地盤における履歴依存型相互作用のモデル構築)」という研究テーマを掲げたLIU Jiaxin(りゅう じあしん)さんの2人が受賞しました。

 式典のなかで、仲谷学長は「大学の中期計画『R2030チャレンジ・デザイン』で掲げている『次世代研究大学』は若手研究者の挑戦的な研究へのチャレンジ無くしては実現できない。欧陽さんとLIUさんの熱心な取り組みは非常に頼もしく、周囲の多くの研究者を巻き込みながら本学での研究を思う存分進めていただきたい」と今後の2人の飛躍への期待を述べました。

仲谷善雄学長
仲谷善雄学長
仲谷学長と欧陽珊珊さん
仲谷学長と欧陽珊珊さん
仲谷学長とLIU Jiaxinさん
仲谷学長とLIU Jiaxinさん

 授賞式終了後、仲谷学長とサトウ副学長を交えた懇談の場が設けられ、受賞者の研究内容や、そのやりがい、今後の展望について、活発に意見交換が行われました。欧陽さんは「障害のある性的少数者の経験に着目し、DEI(多様性・公平性・包摂性)の実現に向けた文化戦略や政策課題を模索する研究を通じて、いずれは、多様な人々が共生できるインクルーシブな社会の構築に貢献したい」と抱負を語り、また、LIUさんも自身の研究について「不安定な地盤において、環境学習と予測をすることでより高度な運動制御ができるロボット技術を構築し、惑星の探索、防災や農業の分野など、多様な実環境で役立つモデルを作りたい」と決意を述べました。

懇談会の様子
懇談会の様子