世界24か国から研究者が集結 ― 韓国学中央研究院第13回世界韓国学大会を開催
2026年9月5日(土)・6日(日)の2日間、立命館大学朱雀キャンパスにおいて、韓国学中央研究院(Academy of Korean Studies:AKS)と立命館大学コリア研究センターの共催により、「第13回世界韓国学大会」を開催しました。
世界韓国学大会は、世界各国の韓国学研究者が一堂に会し、最新の研究成果を共有するとともに、研究者間の国際的なネットワークを形成・発展させることを目的として開催される国際学術大会です。韓国学をめぐる多様な研究分野や地域の知見を共有し、韓国学のさらなる発展と国際的な研究交流の促進を図る重要な機会となっています。
世界24か国から約250名、101件の研究発表
今回の大会には、世界24か国から約250名の韓国学研究者が集い、2日間で101件の研究発表が行われました。
参加者は韓国からが最も多く、次いで日本、さらにアメリカやヨーロッパをはじめとする各国・地域からも多くの研究者が参加し、文字どおり世界各地の研究者が京都に集う国際学術交流の場となりました。
大会では、韓国の歴史、社会、文化、政治、国際関係など、多岐にわたるテーマについて研究成果が発表されました。各セッションでは活発な質疑や意見交換が行われ、国や地域、専門分野を越えた研究者同士の交流が広がりました。
孫石熙氏を迎え、韓国学の現在と未来を議論
特別セッションでは、韓国を代表するジャーナリストの一人である孫石熙(ソン・ソッキ)氏を迎え、「The Present and Future of Korean Studies across Regional Contexts」をテーマに議論が行われました。
韓国学が世界各地でどのように展開され、それぞれの地域的・社会的文脈の中でどのような課題や可能性を持つのかについて、多角的な視点から意見が交わされました。世界各地から韓国学研究者が集う本大会ならではの、韓国学の現在地と今後の方向性を考える機会となりました。
金一志氏による文化公演
大会2日目には、閉会式に先立ち、金一志氏による韓国舞踊の文化公演が行われました。
2日間にわたる学術交流の締めくくりとして、研究発表や討論とは異なる形で韓国文化に触れる機会となり、会場は大きな拍手に包まれました。世界各地から集まった参加者がともに公演を楽しみ、学術と文化の双方を通じた交流の場となりました。
20年の蓄積を、次の国際交流へ
立命館大学コリア研究センターは、2025年に設立20周年を迎えました。今回、世界各国の韓国学研究者が集う世界韓国学大会を本学で開催したことは、センターが20年にわたり積み重ねてきた韓国・朝鮮研究と国際学術交流の成果を、国内外に発信する重要な機会となりました。
また、本大会で生まれたつながりを今後の共同研究や国際学術交流、次世代研究者の育成へとつなげていきます。今後も、日本と韓国、東アジア、そして世界をつなぐ韓国学の学術拠点として、研究・交流活動を展開していきます。



