西浦敬信教授(情報理工学部)の研究成果が成田国際空港で展示
西浦敬信 教授(情報理工学部)の研究成果が成田国際空港で特別展示されました。
この展示は、成田国際空港 第2ターミナルに設置されているクリスマスツリー周囲の特定の空間でだけクリスマスソングが聞こえてくるという体験型の展示となっています。
パラメトリックスピーカーには指向性があり、スピーカーから放射された音波は直進して受聴者に届きます。その特性を利用し、映像のプロジェクションマッピングのようにツリーに指向性のある音を反射させることで、ある特定の場所でのみ音が聞こえる環境を実現しています。
空港では飛行機の発着等のアナウンスをかき消すような音量の音楽を流せないという事情がありますが、西浦先生の技術を用いることによりアナウンスを聞き逃すことなくクリスマスソングも聴くことができ、クリスマス気分を盛り上げていました。
本研究は、立命館大学が文部科学省より採択を受けた「革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM)」「私立大学研究ブランディング事業」の支援のもと運動の生活カルチャー化の実現に向けた展開を計っています。