2022年9月6日、草津市立大路まちづくりセンターで開催されている健幸講座に、本学スポーツ健康科学部 橋本健志 教授が講師を務めました。

 運動による効果を、食品から摂取する栄養を加えて、効率よく取り入れる研究や、ココアフラバノールや緑茶など、認知機能亢進に対する併用効果を高める食品について、最先端の研究に携わっている、橋本教授は、冒頭の挨拶のなかで「健康であることが、より幸せを呼ぶ」、と述べ、運動・栄養の両面から、実技を交えながら講義を行いました。

講義の様子
熱心に耳をかたむけて受講されていました。
動物ラジオ体操の様子
皆さんと一緒に動物ラジオ体操を行いました。
計測の様子
ふくらはぎの最も太い部分を両手の親指と人差し指で測りました。

 スライドをみながら、講義の合間に簡単な認知機能を刺激するテストや、本学スポーツ健康科学部で制作した独自の「動物ラジオ体操」の実施、サルコペニア(加齢性筋肉減弱症)を簡易に評価できる自己計測(ふくらはぎの最も太い部分を両手の親指と人差し指で囲む)も、皆さんで行いました。

 また、直近の研究発表である「スロートレーニング」の効果についてもお伝えしました。スロートレーニングは筋肉を鍛えるだけでなく、認知機能を効果的に高める効果もあり、その効能には期待されるところが多くあります。具体的なスロートレーニングの方法を橋本教授の指導のもと、皆さんで実施しました。

スロートレーニングの様子
ゆっくりとした動作で筋肉を刺激するスロートレーニングも行いました。
質問の様子
講義後、皆さんからの質問が次々とあがりました。
質問に答える様子
質問にこたえることで疑問点がなくなり喜んでおられました。

 盛りだくさんの内容に、参加された皆さんは熱心にメモを取りながら受講されていました。講義後の質問タイムでは、次々と手が上がり質問をされる様子に、皆さんの意識の高さがうかがえました。
 今後も地域の皆さんが取り組んでおられるこのような講座に参画し、皆さんの健康増進に貢献できればと思っています。

NEXT

2022.09.13 TOPICS

VR空間で行う仮想二足歩行ロボットの格闘技大会で優勝!

ページトップへ