VR空間で行う仮想二足歩行ロボットの格闘技大会で優勝!

TOPICS

  • CULTURE

  1. home
  2. CULTURE REPORT & TOPICS
  3. VR空間で行う仮想二足歩行ロボットの格闘技大会で優勝!

VR空間で行う仮想二足歩行ロボットの格闘技大会で優勝!

 8月20日(土)、仮想二足歩行ロボット格闘技大会である「第3回ニソコンVR大会」が行われ、理工学部プロジェクト団体「立命館大学ロボット技術研究会(RRST)」の舟橋瑠星さん(理工学部3回生)が優勝を果たしました。

 「ニソコンVR大会」は、メタバース(VR空間)で開催される仮想二足歩行ロボットの格闘技大会です。新型コロナウイルス感染症拡大に伴い大会の中止が相次ぐなか、「コロナ禍で開催できないロボットコンテストを、メタバースで再開させよう」という声が集まり、2021年から開催されている大会です。
 今年度の大会は、「バーチャルマーケット2022 Summer」とのコラボ企画により、世界最大のメタバースにおけるロボットコンテストとして開催されました。

 舟橋さんは、初戦で、二足歩行ロボットによる格闘技の世界大会「ROBO-ONE」の実力者と対戦。相手の操縦スタイルに戸惑いながらも、慎重な試合運びで接戦をものにすると、準決勝では今大会で一度もダウンを取られていない強豪を相手に、ハイレベルな格闘を制して勝利を収めました。勢いそのままに迎えた決勝では、開始早々にポイントを先取されるも、相手に主導権を渡さずポイントを3連取。逆転勝利を収め、見事に優勝を果たしました。

 舟橋さんは、今大会を振り返り「大会前に練習用のVRワールドで先輩や仲間と何度も練習を重ね、ロボットの動きのクセや重心のブレが大きくなる動作を把握することに力を注ぎました。また、サークルで製作した実際のロボットの動きを参考に、強い動きと弱い動きを把握したことが、今大会における自分の強みになったと思います」と大会を制した要因を語ってくれました。

 この優勝により、舟橋さんは、世界大会「第41回ROBO-ONE」ファイト部門の本選出場権(認定権)を獲得。9月24日(土)から厚木商工会議所で開催される決勝トーナメントへの出場が決定しました 。
 「第41回ROBO-ONE」での活躍が期待される舟橋さんへの応援をよろしくお願いいたします。

舟橋瑠星さん(理工学部3回生)コメント

 今回の大会は仮想上のロボットを操作し、戦わせるという自分にとって初めての体験で、非常に驚かされる事が多かったです。何よりも驚かされたのは、VR会場とVR上でのロボットバトルでした。VR世界はよく作り込まれており、非常に没入感がありました。それも相まって、会場は現実世界同様の雰囲気で、まるで対面で観客に囲まれているような気分になり、とても緊張しました。
 次は対面での大会への参加となります。根本的なロボットの操縦技術は、VRでも現実世界でもあまり差異が無いように感じます。今回の優勝を糧に、世界大会である「ROBO-ONE」でも良い成績を残せるよう頑張りたいです。

舟橋さんが使用するアバター""

関連情報

ページトップへ