世界遺産 仁和寺ボランティア体験プログラムを実施

 2022年9月5日(月)~7日間(水)、立命館大学サービスラーニングセンター 学生スタッフ「衣笠学生コーディネーター」は、文化財保護への関心の醸成を目指して、「世界遺産 真言宗御室派総本山 仁和寺」(以下、仁和寺)にて、清掃ボランティア活動を実施しました。

庭園の砂目付

 本企画は、2018年9月4日に京都を直撃した台風21号をはじめとした昨今の自然災害による影響や文化財被害に学生スタッフの山本駿介さん(文学部・3回生)が心を痛めたことが発端でした。山本さんを中心に「京都に住む大学生として何かできることはないか」と思い立った学生たちと、次代を担う若者への歴史・文化財の継承に力を入れる仁和寺との間で何度もミーティングが重ねられ、本企画の実施に至りました。

草引き
説明を受ける学生たち

 当日は、文化財保護やボランティア活動に関心のある立命館大学生32人が、世界遺産である仁和寺の住職や学芸員からの説明を受け、文化財保護・活用について学びました。また、御殿庭園の草抜き、同庭園の砂目付をはじめ普段は入ることができない御堂での清掃活動を行いました。

廊下雑巾がけ
草引き

企画者 山本駿介さん(文学部・3回生)のコメント

 今回は仁和寺様のお力添えによりこのような企画ができたこと、そして多くの学生の皆さんにご参加いただけたこと、本当に嬉しく思います。参加された学生の皆さんには、これを機に文化財保護について興味を持ってもらえればと思います。そして、他のボランティア活動にもぜひ参加してもらえればと願っています。

参加者 村尾知香さん(映像学部・4回生)のコメント

 清掃のお手伝いをさせていただくだけでなく、住職の方から仁和寺や仏教に関するお話を伺うことができ、活動一つひとつの意義を感じながら充実した時間を過ごす事ができました。

集合写真

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