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2024.12.10
2回生「研究実践フォーラム」最終発表会が実施されました
12月2日に政策科学部は、2回生「研究実践フォーラム」合同授業において学生の最終発表会を実施しました。
研究実践フォーラムは政策科学部の問題解決型の教育方法(あるいはPBL教育方法)に基づいて2回生に開講する小集団演習科目で、研究グループ(通称:自主プロジェクト(学生の関心テーマに基づき編成するもの)と特定プロジェクト(教員が提案する国内外のもの))毎にテーマを設定し調査し研究を進め成果を取りまとめるチームワーク科目で、年末にプロジェクト研究成果発表会を行い研究成果報告書の提出を義務付けるものです。学生の研究成果発表会には、中間発表会と最終発表会を実施しています。いずれにおいても、教員が審査をするとともに論評し学生の研究の展開につなげる助言や指導を行っており、学生に学問的刺激が与えられ学びの成長につなげられるものとして高く評価されております。
今年度の中間発表会では、6優秀プロジェクト(4自主プロジェクトと2特定プロジェクト)が選出されました。4自主プロジェクトはLGBTQ教育プロジェクト、ジェンダープロジェクト、公共交通政策プロジェクトで、2特定プロジェクトはフィリピンプロジェクトとカナダプロジェクトです。12月2日に行われたのは最終発表会です。最終発表会は中間発表会により選出された前掲の6優秀プロジェクトから最優秀プロジェクトを選出するものです。結果、教育プロジェクトが今年度の最優秀プロジェクトとして選出されました。
なお、最優秀プロジェクトに選ばれた教育プロジェクトは、12月14日開催のアカデミックフェスタに進出します。当日の様子はまた後日HPに掲載される予定です。
2024.12.04
政策科学部日本人学生(PS生)と英語基準留学生(CRPS生)交流イベント(スポーツ交流会・言語交流会)を開催
スポーツ交流会(10月14日)
初めてだった昨年に続き、今年もスポーツ交流会が自治会メンバーの企画により、10月14日(月曜日)15時半~19時半でOICアリーナで実施されました。
4時間と長時間の企画でしたが、PS生から約30名、CRPS生を中心に留学生が約20名、計50名が参加して、バレーボールとバスケットボールを通して国際交流を深めました。
当日は、英語基準学生と日本語基準学生の混合チームを作り、日本語だけでなく英語やその他の言語での会話を通してスポーツを楽しみました。自治会が毎年行っている教学懇談会のアンケートでも国際交流を希望する学生は多いのですが、なかなか踏み出せない学生も多く、そういった多くの学生も、スポーツというイベントを通して、気軽に楽しく国際交流することが出来たようでした。
イベント終了時には、初対面だった学生同士も仲良くなり、お互いのSNSを交換をしている様子もたくさん見られました。
言語交流会(11月8日)
昨年に続き、今年も11月8日(金)15時半~19時半に自治会企画の言語交流会が実施されました。PS生から約25名、CRPS生を中心に留学生が約10名、計35名程度が参加しての言語交流会となりました。
当日は、紙でタワーを作成して高さを競う「ペーパータワーチャレンジ」や記憶力と反射神経を使う「なんじゃもんじゃ(カードゲーム)」、国際的な知識を問うクイズ大会を実施し、国際交流を深めました。
特に会話を必要とするペーパータワーチャレンジは、言語の壁を越えた協力が必要であることから、言語交流会の名にふさわしい言語を通した交流が楽しくできました。
2024.10.25
研究実践フォーラム「カナダ・プロジェクト」が実施されました Part2
トロント
現在のトロント本願寺

ガイダンスの様子(3階スペースにて)

ガイダンスの様子(本堂にて)

High Parkのようす

High Park内のリス

利用者に協力を呼び掛ける看板

High Park内の山峡

Downtown Yongeの様子

Downtown Yongeで食べたタイ料理
<CN Tower>
CNタワーはカナダ(トロント)のシンボルとも言える都市と国の歴史的、文化的象徴です。電波塔ですが、展望台やレストラン、アクティビティもあり観光地として有名です。
また、CNタワー周辺は、シンボルのCNタワーを中心にリプレイ水族館やロジャースマーケット等があり、子供から大人まで多くの観光客がいました。

CNタワー
<Central Market>
CNタワーから少し離れたところにはセントローレンスマーケットというたくさんのお店が並ぶ屋内マーケットもありました。食材やお土産はもちろん、サンドイッチやエスニック料理でランチを食べることもできるため、様々な楽しみ方ができます。トロントに行った際には是非訪れてほしいスポットです。
多くのスポットがあり、街中も華やかな都市部と言えるトロントは、最終滞在場所にぴったりだったと感じられました。

セントローレンスマーケットの様子
<トロントで印象に残ったこと>
私はトロントで印象に残ったこと2つについて書いていきます。
まず、トロントに滞在して2日目の朝の城戸先生による観光ツアーです。この日はお昼までは自由時間であったため、希望者のみこのツアーに参加しました。この日の参加者は私と友人1人で、城戸先生の出身校であるトロント大学と、コリアンタウンを訪れました。トロント大学には塀がなく、街に溶け込んでおり、これは立命館大学との共通点とも言えるでしょう。また、コリアンタウンに入ると、雰囲気がガラリと変わったことも印象的でした。コリアタウンではお昼ご飯にビビンバをいただきました。補足ですが、カナダでは食べきれなかった食材を持ち帰ることができます。これは環境保全の観点からも非常に画期的であると考えました。

コリアンタウンで筆者が食べたビビンバ
トロント大学内の様子

トロント大学内にいたリス

Rodney Haddow名誉教授とのミーティングの様子
2024.10.25
研究実践フォーラム「カナダ・プロジェクト」が実施されました Part1
モントリオール

モントリオール・ノートルダム聖堂

リトルイタリー ジャン・タロン市場

ICAOモントリオール本部

会議室
オタワ






ナイアガラ




執筆者:小田原、加藤、吉岡
2024.10.11
北海道の知床で環境、教育、観光をテーマに実習をしました
政策科学部の集中セミナー(桜井良ゼミ3回生)が、北海道の知床世界自然遺産地域で2024年9月9日から13日まで行われました。政策科学部の卒業生である知床財団の職員のガイドのもと、学生はヒグマが生息する森を歩き、野生動物と共存することの難しさや可能性を学びました。また世界自然遺産地域に隣接する斜里町立知床ウトロ学校で交流会を開き、ゼミ生が地元の小中学生や保護者に対して、勉強することの意味や大学生活について発表し、話し合いました。学生は、子どもたちの目線に立ってコミュニケーションをとることの大切さを学んだようです。
最終日には知床でホテル業を営む北こぶしリゾートと連携しワークショップを開催し、自然共生社会の実現に向けて、観光業にどのような役割が求められているのか、ゼミ生、北こぶしリゾート職員、そして地元の大学生(北見工業大学、東京農業大学[北海道オホーツクキャンパス])が議論しました。
2024.10.10
政策科学部創設30周年記念式典を開催します
2024.08.20
立命館大学オープンキャンパス2024を開催しました
- <模擬講義>
- 上久保 教授 「未来の政策科学」
- 小杉 教授 「地球温暖化対策をめぐる政策の論点」
2024.08.02
【授業紹介Vol.4】「アドベンチャーワールドから学ぶD&I経営の本質」~金崎伸一郎ゼネラルマネージャーによる講義が行われました
【Vol.1】【Vol .3】で紹介してきた本講義の最終回である、第三部では「社会課題解決ですべての生き物のSmileを!未来創造への取り組み」というテーマで、金崎伸一郎氏(株式会社アワーズ経営企画室ゼネラルマネージャー)が第12講から14講までを担当されました。この3回シリーズの講義では、グループワークによる意見交換と、意見交換から創造されたアイディアのプレゼンテーションが中心となります。インプットもアウトプットもその主役は受講生たちです。
第12講では、アート思考をご指導頂き、グループワークを通じて、アート思考を体験しました。アドベンチャーワールドで実際に行われている「動物×アート思考 地球の自分ゴト化プロジェクト」の数々の事例や成果を聞き、グループワークに向けて弾みをつけます。
第13講では、前回の宿題(アドベンチャーワールド・動物園の可能性を広げるアイディアを考える)をもとに、13グループに分かれて、受講生それぞれのアイディアを磨き上げるための意見交換とブレーンストーミングを行いました。今回は、大阪いばらきキャンパスの最新施設のひとつ、ラーニング・インフィニティホールを使い、10名の飼育員様や他部署スタッフ様に和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドからオンラインで参加頂き、受講生との意見交換、アドバイスを頂きました。現場の皆様はそれぞれの職場からご参加いただき、ご担当の動物やお仕事の様子も垣間見ることができ、それこそ、白浜の現場で意見交換しているような盛り上がりでした。
第14講は、ブラッシュアップされたアイディアの発表です。構想初期段階のアイディアですので、発表はシンプルにシート1枚に集約したものとなります。これを受講生一人ずつ、1分以内で受講生全員に披露します。短時間ですので、スタートのつかみを工夫し、関心を引き、短時間で内容を相手に理解させ、詳しくは後で聞きたいと思いわせる必要があります。いわゆる「エレベータピッチ」(15秒から30秒)の練習でもあります。自信たっぷりの受講生の発表あり、笑いあり、緊張あり、関心のどよめきあり、似たようなアイディアを先に発表されたという悔しさありの楽しい最終回でした。
来年度、今回の講義をベースとして各分野の内容を踏み込んだ講義をご提供頂きます。
最後になりましたが、株式会社アワーズの皆様、ありがとうございました!
文責:服部利幸
【授業紹介Vol.3】「アドベンチャーワールドから学ぶD&I経営の本質」~中尾建子アドベンチャーワールド副園長による講義が行われました