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2016.09.15
2016年9月10日(土)~12日(月)富士通ソリューションスクエアで、第12回富士通杯争奪全国大学対抗将棋大会(以下、富士通杯)が行われ、立命館大学将棋研究会が2連覇を達成しました。
富士通杯は、日本将棋連盟が主催する全国大会で、春期リーグ戦における各地区の上位校のみが出場することができます。立命館大学は関西地区代表として出場し、3日間にわたる全9局を戦い、勝ち点8で優勝を決めました。
この大会では、8人が選手として登録され、その内5人が各対局に出場します。この5人のオーダーを考えるのが主将で、相手のオーダーを予想し、最適なメンバーを決める重要な役割です。立命館大学の主将を務めた阿部俊貴さん(理工学部3回生)は、「選手8人全員が出場して優勝できたことは嬉しいです。オーダーだけでは勝てないし、立命館は全員で戦っています。棋譜を取ってくれた約40人のサポーターあっての勝利です」と話しました。
また、チーム最多の8勝を挙げた銭本幹生さん(産業社会学部2回生)は、「全勝できなかったのは悔しいですが、優勝できて良かったです。チームメイトが強いので、プレッシャーもなく、自分が勝てばチームの勝利に繋がると考え、試合に臨みました」と話しました。
連覇を喜ぶのも束の間、選手たちは、すでに12月に予定される王座戦に気持ちを切り替えています。選手登録の増える王座戦では、あと3カ月でどれだけ層を厚くできるかが重要です。将棋研究会顧問の大西康仁さんも、「今回は優勝できてよかったが、まだ課題はある。しっかり修正して、王座奪還に向かいたい」と語りました。