-
TAG
-
YEAR & MONTH
CULTURE
2025.06.19
2025年6月７日（土）、８日（日）の両日、将棋の「第81回学生名人戦」が日本棋院東京本院（東京都千代田区）で開催され、将棋研究会の竹田健人さん（理工学部2回生）が準優勝に輝きました。
学生名人戦は、各地区の予選を勝ち抜いた32人の学生が、決勝トーナメントを争う将棋大会です。
大学生として初の全国大会に挑んだ竹田さん。強みである集中力と粘り強さを生かし、一手一手を丁寧に指すことを心がけて臨みました。落ち着いて予選を勝ち上がり、準決勝で当たった相手は前年度の学生名人。お互い引かず長期戦になりましたが、竹田さんは最後のチャンスを物にして、勝利を掴み取ることができました。
いよいよ迎えた決勝戦。決勝戦の持ち時間は90分と非常に長く、体力の求められる戦いになります。竹田さんが後手で向かい飛車、先手の対戦相手が居飛車で、急戦と持久戦の両方を見せる形となりました。駆け引きの後、対戦相手の攻めに竹田さんの受けという構図になり、読みの正確さを競う勝負になりました。途中、竹田さんが長考して指した手が悪手で、その手を境に形勢が悪化。粘った勝負でしたが惜しくも負けてしまい、準優勝という結果になりました。
竹田健人さん（理工学部2回生）のコメント
今回の学生名人戦準優勝は、私にとってうれしくもあり、悔しくもある結果でした。入賞できたことはうれしいですが、今回の負けで全国大会決勝4連敗となってしまいました。次こそは優勝を飾りたいと思います。これからは、今大会で見つかった課題を解決し、棋力を向上させること。そして、次の個人戦や団体戦での全国大会優勝を目標として、日々精進していきたいと思います。
