ボート部が第101回全日本ローイング選手権大会で3種目優勝

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ボート部が第102回全日本ローイング選手権大会で女子舵手つきフォア4連覇 男子ダブルスカル準優勝

 2024年6月20日~23日の4日間、海の森水上競技場(東京都江東区)で「第102回全日本ローイング選手権大会」が開催されました。立命館大学ボート部は、女子舵手つきフォアで優勝し、4連覇を果たしました。また、軽量級男子ダブルスカルでは準優勝、男子ダブルスカルは3位に入賞しました。

 女子舵手付きフォアは漕手が4人、舵手が1人による競技。舵手は他のクルーや自分のクルーの状況を分析し、レースの駆け引きの大きな鍵を握ります。越智楽々渚選手(スポーツ健康科学部4回生)、新徳真夕選手(経済学部3回生)、瀬川咲新選手(スポーツ健康科学部3回生)林奈央選手(スポーツ健康科学部1回生)、本部七海選手(スポーツ健康科学部1回生)が出場しました。決勝の前半、出場した全チームに大差がなく、我慢のレースが続きました。後半、舵手の越智選手の合図で一気に加速して先頭に立つと、そのまま他チームとの差を広げて一着でゴール。4連覇のプレッシャーをはねのけ、見事日本一の栄冠を手にしました。

 軽量級男子ダブルスカルは、梶原秀宇選手(理工学部4回生)と深田健太選手(スポーツ健康科学部4回生)が出場。当種目では、選手2人の平均体重が70kg以下であることが条件です。トレーニングと併せて食事制限を行い、コンディションを維持しながら体重を落としていきました。決勝では、2人のラストスパートが光り、準優勝につながりました。

左:梶原秀宇選手 右:深田健太選手

 男子ダブルスカルは、宮口優希選手(スポーツ健康科学部2回生)と山本葉玖選手(経済学部1回生)が出場。両選手とも世代別の日本代表に選出された経験を持つ実力者です。社会人や上回生が多数出場する中で躍進し、3位という結果を残しました。2人のさらなる成長と活躍が期待されます。

左:宮口優希選手 右:山本葉玖選手

女子舵手付きフォア舵手・越智楽々渚選手(スポーツ健康科学部4回生)のコメント

 女子舵手付きフォアは昨年に引き続き、連覇のかかった種目でした。漕手は1回生が2人、3回生が2人乗っていましたが、1回生はスイープ(オールを1人1本両手で持って漕ぐ動作)の経験が浅いこともあり、練習でも漕ぎがなかなか噛み合わず、苦しい時間がありました。何度もミーティングを重ね、動画で振り返りを行い、意見やイメージの統一を徹底して大会に臨みました。
 私たちのクルーは、周りに惑わされず、常に自分たちのレースを展開することを目標にしています。試合前半は苦しいレース展開でしたが、焦らずに自分たちのレースを出来たことが勝利に繋がり、4連覇を達成することができました。漕手で出場した選手にとっても、来年の連覇も目指せる、有意義なレースになったと思います。

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