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相撲部女子、台湾女子代表チームを受け入れ強化合宿を実施

 本学相撲部女子チームは、台湾女子相撲代表チームを迎え、2025年9月1日から9月5日まで立命館大学原谷グラウンドで合同練習を行いました。世界選手権を目前に控えた代表選手との練習は、技術向上に加えて、国際的な交流を深める貴重な機会となりました。

四股踏みの様子
申し合いの様子

 9月1日の練習には京都両洋高校の女子相撲部員も参加しました。四股踏み、ぶつかり稽古、すり足などのトレーニングを行った後、申し合い(実戦的な相撲の取り組みを勝ち残りで行うこと)を行いました。相撲の技で相手を翻弄する本学選手に対し、体幹や腕力で勝る台湾選手は長旅の疲れも見せず時間を忘れて何度も挑み、稽古を重ねるとともに激しい取り組みが何番も繰り広げられていました。

 本学相撲部の吉川綾香女子主将(スポーツ健康科学部4回生)は、 「普段は海外の選手と組むことがあまりないので、今回の機会をとても楽しみにしていました。台湾チームはレスリングや重量挙げといった他競技をルーツに持つ選手が多く、特に腕のパワーがすごくて最初は圧倒されました。一方で、日本人は基礎を大切にし、技で勝負するのが特徴です。これまでもウクライナやノルウェーの選手と練習した経験がありますが、世界選手権に出場する選手と組めるのは大変貴重な経験でした」と語りました。

左から台湾代表チームリーダー王 思樺選手(65㎏未満級代表)、本学相撲部吉川綾香女子主将

 本学相撲部の佐野芳尚監督は、 「言葉は通じなくても、相撲を通して交流できることは学生にとって良い経験です。日本代表として世界選手権に出場したいと思っている相撲部の部員にとって、今回のように海外の選手と取り組む経験は大変貴重な機会になりました」とコメントしました。

立命館大学相撲部 佐野芳尚監督
台湾女子代表チーム 楊 程安コーチ

 練習後には夕食をともにする機会もありました。食卓を囲むことでリラックスした雰囲気の中、互いの距離を縮めることができ、交流はさらに深まりました。

 

 相撲部女子は、9月20日(土)東京都で開催される全国学生女子相撲選手権大会(インカレ)での優勝を目標に、引き続き稽古に励んでいます。今回得た経験を糧に、さらなる飛躍を目指します。


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