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2025.11.19
11月19日(水)、明治神宮野球場(東京都新宿区)で「第56回明治神宮野球大会(大学の部)」の決勝戦が開催され、立命館大学体育会硬式野球部が強敵青山学院大学に0-4で惜しくも敗退。準優勝という成果を収めました。
明治神宮野球大会は、毎年11月に明治神宮野球場で開催される、全国の大学の代表校が集まり「秋の日本一」を決める学生野球の全国大会。立命館は関西五連盟第二代表として10年ぶりの出場、創部以来初の決勝進出を果たしました。
14日(金)、東京農業大学オホーツクとの初戦では、投手陣が圧倒的な存在感を示しました。先発の遠藤翔海投手(産業社会学部4回生)が5回無失点と安定した投球を見せ、6回から登板した有馬伽久投手(産業社会学部3回生)は圧巻の投球を見せ10者連続三振の大会新記録を樹立しました。打線も序盤から着実に得点を重ね、4–0の完封勝利で好スタートを切りました。
16日(日)の2回戦、名門・明治大学との一戦は大会屈指の注目カードとなり、両校の応援席は満員。1万6千人以上の観客がスタンドを埋めました。試合は終盤まで1点を追う展開となりましたが、粘り強さを発揮して同点に追いつき、試合は延長タイブレークへ。10回表には主将・川本大雅選手(食マネジメント学部4回生)の好走塁を起点に勝ち越しに成功し、最後は投手陣がリードを守り切り、7–2で劇的な勝利を収めました。
18日(火)の準決勝では中京地区の強豪・名城大学と対戦、1点を争う緊迫した投手戦となりました。先発の髙橋大和投手(文学部2回生)が6回無失点の好投を見せ、芝本・若田部・有馬投手へとつなぐ継投が効果的に機能。4回裏には、髙橋投手が自らセーフティスクイズを成功させ、この1点を守り切って1–0で勝利し、初の決勝進出を決めました。
そして迎えた決勝。試合は5回まで両先発の好投でスコアボードにゼロが並ぶ投手戦となりました。しかし均衡が破れたのは6回表でした。青山学院大学がフルカウントからスライダーを打ち本塁打。一気に3点を奪われる展開となりました。7回、エースの有馬投手がマウンドに上がりましたが、さらに追加点を奪われ1失点。8回裏に西野啓也選手(産業社会学部3回生)がヒットで出塁しチャンスを作ったものの、あと一本が出ず無得点。0-4で惜しくも敗れました。
多くの皆さまからの力強いエールのおかげで、立命館は明治神宮大会の決勝戦の舞台で戦うことができました。選手たちは、今季のチームスローガンである「恩返し」の思いを胸に、日頃から支えてくださる皆さまへの感謝を勝利で伝えたいと試合に臨んできました。強豪校を相手に粘り強く戦い抜いた姿は、スローガンを体現したものです。この経験を糧に、硬式野球部は今後もさらなる成長を目指して挑戦を続けてまいります。引き続き温かいご声援をよろしくお願いいたします。





















