「フラッグフット教室」には、2つの目的があります。1つは、子どもたちにスポーツに対する興味を持ってもらうこと。もう1つは、少しでも多くの人にパンサーズのことを知ってもらうことです。おかげさまで毎回とても好評で、子どもたちからも「大学生の大きいお兄さんと一緒に遊べて、すごく楽しかった」といった感想をたくさんいただいています。
しかし、この企画は参加してくださる方以上に、パンサーズにとって大きなプラスになっていると私は考えています。これまでにも、選手のためにおにぎりを作ってくださったり、ある時にはフラッグフット教室をさせていただいた小学校の子どもたちが、パンサーズの試合を応援に来てくれたりと、活動中にいただいた激励の言葉が、選手の力の源になっています。
さらには、「フラッグフット教室」は社会との繋がりをもたらしてくれています。ある程度強くなると、そのスポーツだけやっていれば、人格も根性も全て身につくという考えもありますが、私はそれではいけないと考えています。クラブ以外のことでも、積極的に取り組んでいける学生は、意識も高く、前向きな気持ちを持つことができるため、そのような選手を増やすことで結果的にチームとしても強くなれると思います。
これからも、「フラッグフット教室」を続ける上で、選手には「どうやったら子どもたちは喜んでくれるのだろうか」という視点を大切に、活動に参加していって欲しいですね。 |