公費助成拡充の重要性について
~「世界で語られる大学、世界が語る大学」の創造を目指して~

 立命館大学は、「自由と清新」の建学の精神、「平和と民主主義」の教学理念のもと、グローバル、かつ、地域に根ざして、「世界で語られる大学、世界が語る大学」を目指しています。学園は、昨年、10年後の世界に向けて、学園ビジョンR2030を策定し、「挑戦をもっと自由に~Challenge your mind Change our Future」をビジョンワードとしました。先を見通すことが困難な時代であるからこそ、私たちは「挑戦」していくのだという勇気と決断を宣言し、学生、教職員のすべてが「わくわく」する大学・キャンパスを創造しようとしています。

 立命館大学は、教育・研究の充実や改革を推進するために、学費の重みを受け止め、社会的ネットワークの拡充や新たな社会的資金の導入、研究費の獲得など、学費や補助金のみに頼らないよう常に努力を続けてきました。

 一方、現在、日本の大学生の約4分の3が私学で学んでおり、私学が公教育において重要な役割を果たしているにもかかわらず、私学への公費助成は経常的経費の1割に満たない水準です。この間、政府は、大学等における修学支援に関する新たな法律を制定し、2020年4月より経済的困難層を対象とした奨学金等の制度を充実させることとなりましたが、大学等への公費助成額は、学生一人当たりでは国立と私立で10倍もの差となっており、私学に通う学生・父母の負担は大変重いものとなっています。

 立命館大学では、公費助成の拡充に向けて、「公費助成推進のための立命館大学全学連絡協議会」を中心とする取り組みを進めてきました。

 こうした、私学への公費助成拡充の重要性や取り組みについて、ご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

学校法人立命館総長・立命館大学長 仲谷 善雄




立命館大学の取り組み
教職員組合の公費助成のページはこちら(国会請願署名用紙のダウンロードなど)
学友会のページはこちら(活動と合わせて公費助成の取り組みをご覧ください)
院生協議会連合会のページはこちら(活動と合わせて公費助成の取り組みをご覧ください)
生活協同組合

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