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ラオスでの海外フィールドワークを実施しました(嶋田 晴行ゼミ)

2025年8月4日から8日にかけて嶋田晴行先生とゼミ生9名がラオスでの海外フィールドワークを実施しました。国際協力・開発問題をテーマとするゼミとして、ラオス(ヴィエンチャン・ルアンパバン)で以下の場所を訪問しました。
 
JICAラオス事務所
JICAラオスプロジェクト(ラオス・日本センター)
JICA協力隊の派遣先(子ども文化センター)
NGO(ジャパンハート、ホワイアン職業訓練センター)

2025嶋田ゼミラオス①

2025嶋田ゼミラオス④

上記以外では現地で中国が支援した「新幹線」に乗車することで、途上国支援の実際と課題について理解を深めることができました。
また、立命館大学の国際関係研究科を修了した卒業生の招待による懇親会にも参加することができ、日本政府が支援する留学制度についても学ぶことができました。

2025嶋田ゼミラオス③

2025嶋田ゼミラオス②

今回のフィールドワークで得た貴重な学びや経験を、個々の卒業研究やオープンゼミナール大会での研究発表に繋げていきます。
 
<参加した学生たちの声>
「はじめて発展途上国の人々の生活や社会の現状に触れた。渡航前に抱いていたラオスの印象とのギャップが大きくイメージが変わった」

「現地の方とたくさん交流したことでラオスの深刻な問題や課題について知ることができた」

「国際協力の現場に触れた5日間。JICAで伺った国際協力・支援のリアルなお話など、これまで学んできた理論や知識を具体的に理解することができた」

「現場に触れることで『開発援助とは何か」をあらためて見つめなおす機会となった」

「JICAの方々から語学や専門知識以上に現地の人々と信頼関係を築く力や文化の違いを柔軟に受け入れる姿勢が大切であるという大切なことを教えていただいた」

「現地で交流した子ども達や同世代の学生から教育を受けることと生活の両立が如何に難しいかを学んだ」

「貧困や豊かさとは何か?その定義について深く考えさせられた。視野の広がる、自分を見つめ直す経験になった」

「今回の研修を経験して東南アジアの諸問題や発展途上国の経済について更に学びを深めたいと思った」

「講義で学ぶ知識や理論と現実の差を強く感じた。今後、国際問題や協力開発を学ぶ際は、できるだけ現実のリアルな姿やその背景にある文化的要素や人々の意識の変化を想像しながら考察を深めたい」