在学生の声

4,000名超の文学部生、一人ひとりがオンリーワンの活動を行っています。その活動の一端を紹介します。

2026

言語コミュニケーション学域

留学、国際寮での日本語教室…「ちむどんどん」する方向に挑戦を重ねて成長。

大石 光莉 さん
言語学・日本語教育専攻 4回生

八洲学園大学国際高等学校/沖縄県

私は、幼い頃から通訳業に携わる母に連れられて地元のJICAで海外の方と接し、異文化に触れることの楽しさを知るようになりました。大学進学にあたり、国際関係の学びにも関心はありましたが、海外に出る前に、まずは日本や日本語についてしっかり学ぼうと思い、この専攻を選びました。K-POPへの興味から韓国語を学んでいたため、韓国での日本語教育研修があることや、多彩な留学制度が整っていることにも魅力を感じました。

1回生の夏は、タイでのグローバルフィールドワークに参加しました。2回生ではUBC Academic Immersion Program(現在は、立命館・UBC GATE-EDIプログラム)カナダへ約1年間留学し、カナダ文化と、専門分野である第二言語習得論を学びました。英語を母国語としない人が多いカナダは、第二言語習得に関する知見が豊富です。コミュニケーションツールとしてAIの利用も推奨されており、テクノロジーによって平等に学ぶ権利が守られていることも印象に残りました。3回生の時は、韓国の大学で日本語を教える経験もできました。挑戦したいことが実現できる環境があるのが文学部の魅力だと感じています。

カナダ留学中にケベック州を訪れた時の写真

韓国の大学で韓国語を使いながら日本語を教える様子(日本語教育実習)

今、最も力を入れているのは、国際寮でのレジメントメンター活動です。国際寮に住みながら寮を運営し、留学生が安心して生活できるようサポートすることが役割です。私は、専攻での学びを活かした日本語教室「こんばんWhat’s Up」の企画・運営にも取り組んでいます。生活の場である寮に、気軽に日本語を学び、交流できる場があれば、留学生の支えになるのではないかと考えて始めました。大学の授業では触れないような関西弁や若者言葉を学んだり、書道や折り紙などの日本文化を体験する企画も実施しています。毎週の授業内容を考えるのは大変ですが、「大変な1日でも、ここに来ると笑顔になれる」という声をもらった時は大きなやりがいを感じました。

ゼミでの研究テーマにも「国際寮における日本語教室の実践研究」を選びました。継続して参加する人と、1回で離脱する人の違いは何か、どのような工夫をすれば楽しく参加できるかなどを、留学生へのアンケートやインタビューで調査しています。これまでのところ、英語を禁止したり、文法などをみっちり教えたりするよりも、アクティビティの時間を増やすなどして、安心していられる空間にすることが重要だということがわかってきました。一緒に手作業をしたり、沖縄のカチャーシーを踊ったりしながら日本語で会話すること、時には「make senseした?」など、英語と日本語をミックスしてコミュニケーションをとることを大切にしています。さらに研究を進め、学習者が継続して参加したくなる日本語教室のあり方を考えたいと思います。

沖縄の伝統的な踊り「カチャーシー」を寮生に教えている様子

卒業後は、グローバルに展開する総合エンターテインメント企業に就職します。大学で学んだことや経験したことを活かしながら、言語や文化の違いを超えて人と人をつなぐ仕事に挑戦したいです。私は、沖縄の「ちむどんどん (心がわくわくする)」という言葉が大好きです。大学では「ちむどんどん」する方向へ挑戦を続けてきました。「好き」「わくわくする」という気持ちには、人を成長させる力があると実感しています。これからも挑戦を続けながら、誰かの挑戦を後押しできる存在にもなりたいと考えています。

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