文部科学省 科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ（先端型）」に選定されました。

　立命館大学は、2016年度「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ（特色型）」に採択され、研究活動の活性化や理系女性研究者の増加に向けて、様々な取組を実施しています。2018年度の事業中間評価においては、最高評価となる「S評価」を獲得し、次年度事業の最終年度を迎えます。
　そして、2020年10月1日、新たに、文部科学省 科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ（先端型）」に選定されました。

　「先端型」では、「特色型」より更に高い目標を掲げるとともに、研究環境のダイバーシティを高め、優れた研究成果の創出につなげるため、女性研究者のライフイベント及びワーク・ライフ・バランスに配慮した研究環境の整備や女性研究者の研究力向上のための取組、女性研究者の積極採用や研究中断、あるいは離職した女性研究者の復帰・復職支援及び女性研究者の上位職への積極登用に向けた取組等を支援するものです。

　6年間の事業期間を通して、女性研究者のキャリアパスをつなぐ3つの施策を一連の「Creating Futures プログラム」として整備します。これにより、専門研究員から助教を経て無期教員へといたる過程に横たわるキャリアの谷を埋めることで、女性研究者の採用比率の向上と女性リーダー・幹部職の増加を目指します。