第68回「不戦のつどい」わだつみ像前集会を開催
12月8日、立命館大学国際平和ミュージアムにおいて、第68回「不戦のつどい」わだつみ像前集会を開催しました。
開会の辞に続き、司会者から「不戦の誓い」が朗読され、参列者による黙祷が行われました。
不戦のつどい実行委員会・委員長として挨拶を行った佐藤颯平さん(学友会中央常任委員長、法学部4回生)は、「過去には、立命館の学生もペンを置き、戦場で銃を持ちました。平和が今後もあり続ける保証はありません。私たちは、どうすれば平和を維持できるのか、持続可能な社会を実現できるのか、考えていかなくてはなりません」と述べました。
学園を代表して出席した仲谷善雄総長は、「太平洋戦争が勃発したのは、今から80年前の今日、12月8日のことであり、2021年は世界平和を考える上でも節目となる年です。平和とは、戦争がないことだけを意味するのではなく、世界中の人々が自らの夢や希望を抱き、その未来を実現できる社会のことだと思います。現在、リニューアル構想を具体化している立命館大学国際平和ミュージアムでは、そういった平和創造の主体となる世界市民を育む学びの場を形成していきます」と挨拶しました。
その後、献花が行われ、最後に板木雅彦教職員組合執行委員長による閉会挨拶で終了し、不戦と平和への誓いを新たにしました。
なお、今年度の「不戦のつどい」は、前年度に引き続き参加者を代表者に限定し、新型コロナウイルス感染症対策を講じた上で開催しました。