JAL・稲盛経営哲学研究センター・附属校教員 合同研修会の開催
OIC総合研究機構稲盛経営哲学研究センターでは、京セラおよびKDDIの創業者である稲盛和夫氏の「利他の心」をベースとした経営哲学の「普遍化」「一般化」を図るためにさまざまな学問分野のアプローチにより研究を深めるとともに、「利他の心」に基づく社会を実現する人材育成につながる教育実践を行っています。
日本航空株式会社(JAL)は稲盛氏主導による「アメーバ経営」と「意識改革」のもと、企業再生を果たしました。その意識改革を担った「フィロソフィ教育」に関する研究を進めている金井文宏客員教授、谷口悦子客員助教のオーガナイズにより、フィロソフィによる組織運営を共に学び合うことを目的に、12月11日(日)、JALと附属校教員の合同研修会が開催されました。
意識改革推進部清水かおり部長、片桐潔志調査役機長、運航本部吉田全機長をお招きし、清水部長からは「JALフィロソフィ」の学びの現在と実践事例を、片桐調査役機長、吉田機長からは2018年度よりスタートした自律型人財育成の取り組みについてお話しいただきました。
その後JAL社員合計10名と、附属校教員21名が5つに分かれてグループワークを実施しました。JAL、学校現場という背景の違いに互いに刺激を受け、活発な意見交換がなされました。