BKC

 学校法人立命館は、2025年8月26日(火)に滋賀県が主導する「しがネイチャーポジティブネットワーク」に加入しました。

 近年、世界的に生物多様性の損失が急速に進行しており、気候変動と並ぶ地球規模の環境課題として「ネイチャーポジティブ(自然再興)」が求められており、政府・自治体・企業・大学・NPOなどのさまざまな団体で取り組みが加速しています。
 この度、本学は滋賀県が主導する「しがネイチャーポジティブネットワーク」に加入しました。ネットワーク発足にあたって、本学は構想段階から議論に参加し、滋賀県をはじめ県内の団体と昨年度から複数にわたる意見交換を重ねて参りました。滋賀県は「生物多様性しが戦略2024~自然・人・社会の三方よし~」に基づき、ネイチャーポジティブの実現に向け、生物多様性の保全と社会・経済基盤を確保する取組を進めています。本ネットワークは県内の自然共生サイトを核とした、企業、地域団体、大学、行政機関等による情報共有の場として、位置づけられています。

 本学SDGs推進本部ではネイチャーポジティブを、カーボン・ニュートラルと並ぶ環境・気候変動対策、サステナビリティ推進の柱の一つとして位置づけ、関連する研究・教育活動の実践のほか、びわこ・くさつキャンパス(BKC)内の自然環境保全や地域を対象とした自然観察会やシンポジウムなどのイベントを開催してきました。また、自然共生サイト認定の取得に向けた準備といった、政策的な取組も進めています。ネットワーク加入を契機として、さまざまな政策や取組をさらに加速し、ネイチャーポジティブへの貢献を図ります。

BKC自然緑地
サギソウ
カヤネズミ

関連情報

NEXT

2025.09.02 NEWS

【開催報告】2025年度EDGE+Rプログラム レギュラーコース 前期開催報告

ページトップへ