池上彰氏を迎え、経済学部特別講演会「今、日本、世界でなにがおきているのか?」を開催
4月23日(木)、びわこ・くさつキャンパス(BKC)において、経済学部の新入生を対象とした特別講演会「今、日本、世界でなにがおきているのか?」が開催されました。本講演会は、1回生向け授業「基礎演習」の一環として実施され、ジャーナリストの池上彰氏を講師にお迎えしました。
本講演会は、変化の激しい現代社会を取り巻く国内外の動きを多角的に捉えながら、大学で経済学を学ぶ意義について理解を深め、新入生の知的好奇心を喚起することを目的としています。
講演では、現在の国際情勢をめぐるさまざまな話題を取り上げながら、歴史的背景や思想、社会構造と政治・経済との関係について、幅広い視点から解説が行われました。資本主義やグローバル化の成り立ち、宗教や社会のあり方が政治や経済に与える影響などを例に、現代世界を理解するための視座が提示されました。
また、国際関係を考えるうえで、従来の地政学的な視点に加え、経済の視点から捉える重要性にも触れられ、経済学を学ぶことが世界を読み解くうえで大きな意味を持つことが示されました。池上氏は、経済学は人々の暮らしや幸せを考える学問であると述べ、新入生に対して、広い視野と歴史的な視点を持って学びを深めてほしいと呼びかけました。
当日は、約715人の新入生が参加し、池上氏のわかりやすく大局的な語りに真剣に耳を傾けながら、世界の出来事を自分ごととして考える姿勢の大切さを学びました。
質疑応答では、国際政治や外交をめぐる問いが学生から寄せられました。池上氏は、国際情勢を理解する際には、一つの要因だけで判断するのではなく、歴史的経緯や国内外のさまざまな事情を踏まえて、多面的に考えることが重要であると述べ、学生に対して冷静で柔軟な思考の必要性を伝えました。
講演の締めくくりには、大野副学部長より、「本日の講演の精神は、メントレ(※1)のモットーである『なぜ学ぶのかを考えることは、自分を考えることであり、それはなぜ働くのかにつながる』という言葉と重なる」との言葉があり、新入生にとって学びの原点を見つめ直す機会となったことを強調し、講演会は盛会のうちに終了しました。
※1 経済学部同窓会の支援のもとに実施している学部独自の就職支援イベント



